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ネコ裁判(ねこさいばん)とは、民事裁判をもとにしたフィクションである。被告がブログで逐一報告するという形式だったことから話題になった。ブログの他、漫画も刊行されている。 ==あらすじ== 食堂の店主である主人公であり当該ブログの作者でもある山田タロウの家に、突然故人である祖父宛の訴状が届いた。その内容は、山田家の飼い猫が自分の車に乗って傷をつけたという川畑からの訴えであった。そもそも川畑が提示した写真の猫は、山田家の猫ではなかったが、山田タロウはなぜか裁判を受けてたつことになる。 川畑の車はオープンカーであり、屋根はホロであるため、ネコの爪で傷がつきやすい。しかし、山田は、川畑の車にはタバコの焦げ跡などもあり、ネコのせいにして賠償金で修理しようと考えていたのだろうと疑いをもっていた。 原告となった山田は、川畑の受けた損害の責が自分にないことを証明するために、仕事の合間を縫って、裁判官にあきれられるほどの執拗な証拠作成をしたのに対し、川畑の訴訟戦術はやや稚拙なものであった。 その結果、傷をつけた猫が山田家のネコであるとは立証されず、原告側の敗訴となった。 その後、山田は、訴訟相手の川畑に対し、訴訟費用のほか、11万円余と謝罪文を要求し、拒否すれば訴訟内容を町内に回覧すると伝えたが、川畑からは拒否する旨の回答書が送付されてきた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネコ裁判」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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