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ねずみ返し(ねずみがえし)とは、穀物などの食糧を鼠の被害から守るために、倉庫などの貯蔵施設に取り付ける、ねずみ侵入防止用の板および器具のことである。 == 概要 == 電柱や電線路など近代に登場した建造物にも、ねずみ等小動物が登り備品を噛みちぎる被害が発生したため、現在でも小動物の多発地域にはねずみ返しが装着されている例がある。係留中の船舶ではねずみの侵入を防ぐために、ラットガードと呼ばれる金属筒を、舫(もや)い綱に装着する。その他、梁などから縄で下げて食料を保存する場合、縄の中途に板を通して鼠害を避ける等がある。 東京都の有形文化財である高倉(六脚倉)など、八丈島に現存する高床式の建物でも、高床倉庫と類似したねずみ返しが見られる。 == 考古資料における事例 == 考古資料では、高床倉庫の床下直下の柱の上方や倉の入り口に設けられ、方形、円形、楕円形の厚い板をはめ込む事例がみられる。弥生時代の登呂遺跡(静岡県静岡市駿河区)で初めて発見された円盤状の板が著名であり、静岡県伊豆の国市の山木遺跡では、その使用方法が明らかにされた〔田村・合田監修(2000)P.108〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ねずみ返し」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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