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ネタニヤ(、)は、イスラエルの中央地区北部、シャロン平原に位置する都市。同地区の中心都市である。テルアビブの北30km、ハイファの南56kmにあり、南にポレグ川、北にアビチャイル川が流れる。 14kmにわたって続くビーチにより、観光地として人気が高い。住民はアメリカ合衆国、イギリス、カナダなどの英語圏から渡ってきた人々が多い。 イスラエル中央統計局 (CBS) によると、市の総人口は18万3200人(2009年末)で〔、2020年には35万人に達すると見込まれている〔。さらに市から10km圏内にも15万人が暮らしている。市長はミリアム・フェアバーグ。 == 歴史 == === 建設 === ネタニヤ入植地創設の案が持ち上がったのは、ジフロン・ヤアコヴにあるブネイ・ビンヤミン協会の会議上でのことだった〔。用地はポレグの古代遺跡近くに決まり、イスラエルに多額の経済的援助を施したユダヤ系アメリカ人の慈善家、ネイサン・ストラウスにちなみ名づけられることになった。1928年にブネイ・ビンヤミン協会の会員らがウム・ハリード村の350エーカー(1.4平方キロ)の土地を購入、入植地の創設を宣言した〔。しかし、アラブ人の地主は住んでいなかったことから、イギリス委任統治領時代にはたして購入が行われたのか、イスラエルとパレスチナとの間で激しい論争となっている。 モーシェ・シャケド率いるグループが1928年12月14日に井戸の掘削をはじめ、翌年2月に水脈を発見した。これを機に同月18日、最初の5名がネタニヤに到着し耕作に励んだ。6月には入植者に土地が分配され、ゆっくりと開拓の歯車が回りはじめた。8月の嘆きの壁事件とアラブ人虐殺で入植者らは2週間退避したが、9月には最初の家10軒の定礎式が行われた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネタニヤ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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