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ネブラ・ディスク : ミニ英和和英辞書
ネブラ・ディスク
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ネブラ・ディスク : ウィキペディア日本語版
ネブラ・ディスク

ネブラ・ディスク (英:Nebra sky disk / 独:Himmelsscheibe von Nebra) は、2002年に保護されたドイツ中央部、ザーレラント地方の街近くのミッテルベルク先史時代保護区で1999年に発見されたとされる、青銅とその上に大小幾つかの金が張られた円盤である。この円盤は、初期の青銅器時代ウーニェチツェ文化とかかわる天文盤と考えられ、紀元前17世紀からのこの時代の終わりには、ヨーロッパの北部がウーニェチツェ人の独占を逃れて、原材料(スズ)とそれらを加工する技術において、中部ヨーロッパの流通ネットワークに参加することができたとみられる。
== 概要 ==

直径約32cm、重さおよそ2050gの青銅製。円盤の厚さは、中央から外側へとおよそ4.5〜1.5mmへと減少している。現在の状況は緑色の緑青をふいているが、元の色は茶色を帯びたナス紺色である。
約3600年前に作られた人類最古の天文盤であると、2005年ドイツの研究チームが結論づけた。この盤の上にはの装飾(インレー)で、太陽(または満月)と、32個の星(そのうち7つはプレアデス星団)などが模られ、太陽暦太陰暦を組み合わせた天文時計であると考えられている。
もともとの天文盤には、37個の金のインレーがあった。1つのインレーは、古代に既に取り除かれていたが、その前の位置は、まだ見える溝により決めることができる。円盤の縁は、前面から38個〔地面から取り出す時につるはしで欠損した部分を併せると39個であったと思われる。〕の穴が開けられ、その穴の直径は、およそ2.5mmで、互いから決まった位置に開けられていた。
オリジナル品は、ザクセン=アンハルト州立のハレ先史博物館で見ることができる。また、ネブラの発見場所近くにはビジターセンターが設置され、そのレプリカが常設されている。日本では、2005年の愛知万博(愛・地球博)で展示されたことがある。2013年6月には「20世紀の最も重要な考古学上の発見の1つ」として、ユネスコ記憶遺産に登録された。ドイツでは、10ユーロ記念銀貨(2008年)のデザインや55セント記念切手(2008年)の絵柄にも用いられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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