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ネヴァーセイダイ (''Never Say Die'') は、アメリカ出身の競走馬、種牡馬。イギリスのクラシック二冠馬。 ==概要== ネヴァーセイダイは1954年にイギリスのダービーとセントレジャーの二冠を制し、父ナスルーラのヨーロッパにおける最良の産駒となった〔。しかしネヴァーセイダイは父ナスルーラに似てムラのある競走馬で、ダービーを勝ったのも大穴の評価だった〔。 ネヴァーセイダイは、記録上はアメリカ人がアメリカで生産したサラブレッドだが、その血統にはヨーロッパの影響が色濃く反映されている。馬主はアメリカの競馬界と折り合いが悪かったので、引退後もネヴァーセイダイをイギリスに留めて種牡馬にし、そのうちイギリス国立牧場に寄贈してしまった。ネヴァーセイダイは種牡馬としてもムラがあったが、1962年に偶然も幸いしてイギリスの種牡馬チャンピオンとなった。種牡馬ランキングは産駒の獲得賞金の合計で決まるのだが、偶然というのは、この年の賞金総額の半分以上はラークスパーがダービーに優勝して獲得したものだが、このダービーでは本命馬を含めて8頭が落馬するアクシデントがあったからである。 ネヴァーセイダイの産駒のうち、早い時期にダイハード、シプリアニ、ネヴァービートが日本に輸入されると大成功した。その結果、産駒が次々と日本に輸入されるようになった。その中からもさらに成功した種牡馬が出ると、世界中からネヴァーセイダイの産駒が種牡馬として日本に買い集められるようになり、1960年代から1970年代には有力な産駒のほとんどが日本に集まる結果となった。これらのうちネヴァービートは何度も日本の種牡馬チャンピオンとなるほどの成功を収め、ネヴァーセイダイの系統は1960年代から1970年代の日本競馬界を席巻したが、やがて流行が廃れ、1980年代には父系としては活躍の舞台からほとんど消えてしまった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネヴァーセイダイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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