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ノープリウス(Nauplius、ノープリウス幼生)は甲殻類に共通の最も初期の幼生の名である。ノウプリウス、あるいはナウプリウスと表記される場合もある。 == 概要 == ノープリウスは、甲殻類の最も基本的な幼生の姿である。体はまだ頭部、胸部、腹部にわかれていない〔『岩波生物学辞典』p.1068b「ノープリウス」〕。多くの甲殻類はゾエア(広義)の時期に進む。 分類群によってその外見はやや異なるが、三対の機能的な頭部付属肢をもっている。体は楕円形や棍棒状等さまざまであるが、前方にまず枝分かれのない第一触角、その次に二枝型の第二触角、体中央より後ろの側面にもう一対の付属肢があり、これは大顎である。これより後方の付属肢は欠如しているか原基状である〔。また、はっきりした体節は見られない。この形は、甲殻類の成体で言えば頭部の前半分に当たる。成体の頭部では、この後ろに小顎が二対あり、それに続いて胸部の体節が並んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノープリウス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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