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ノコギリガザミ
ノコギリガザミ(鋸蝤蛑)は、十脚目(エビ目)ワタリガニ科ノコギリガザミ属 ''Scylla'' に分類されるカニの総称。インド太平洋の熱帯域に分布する大型・沿岸性のカニであり、重要な食用種でもある。 == 名称 == ノコギリガザミの和名は、甲の縁に鋸の歯のような突起がついていることに由来する。日本では地域により胴満蟹(ドウマンガニ)、甲丸、エガニ(高知県)などと呼ばれる。英名はマッドクラブ(mud crab、泥蟹の意)、マングローブクラブ(mangrove crab)などと呼ばれる。 日本にはアミメノコギリガザミ(網目鋸蝤蛑、 ''S. serrata'')、アカテノコギリガザミ(赤手鋸蝤蛑、''S. olivacea'')、トゲノコギリガザミ(棘鋸蝤蛑、''S. paramamosain'')の3種類が分布するが、3種間の差異は小さいこともあり、「ノコギリガザミ」''S. serrata'' 1種として長い間扱われてきた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノコギリガザミ」の詳細全文を読む
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