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ノジスミレ
ノジスミレ(野路菫、)は、スミレ科スミレ属の多年草。日当たりのよい道端などに生える、日本では比較的普通に見られる野草である。 ホンスミレによく似る。 == 特徴 == スミレ()によく似た濃紫色の花をつけるが、より素朴な感じがする。またスミレよりもやや花期が早く、香りが強いのも見分けるときのポイントになる。生育地はアリアケスミレと同じように、低地の人里周辺に限られ、山のなかや高原などで見かけることはまずない。田畑の周辺など日当たりのよい乾き気味の環境を好む。秋田県を北限に屋久島まで分布する。スミレに比べると草丈が伸びず、4~8cmにしかならない。花期の葉は長さ3~6cmの細長いへら形~長披針形で葉のふちが波打って見える。花はスミレよりもやや青みの強い濃紫色で、直径1.5cm前後になり、花弁のふちが波打つ。側弁はふつう無毛。花が白色のものをシロノジスミレという。花期は3月~5月。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノジスミレ」の詳細全文を読む
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