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スペースビースト(異生獣)とは、特撮テレビ番組『ウルトラマンネクサス』に登場する架空の生物。設定上は「Χ獣(かいじゅう)」とも呼ぶ。 特記のない限り、身長・体重は公式ホームページに基づく。 == 概要 == === 設定 === 宇宙から飛来したと言われる謎の生物群。「情報を得ることで急激に成長する」「知的生命体の恐怖を餌に成長する」という特徴を有し、他の生物を取り込む(捕食する)ことによって成長・増殖する。各個体は体内器官からビースト振動波と呼ばれる波動を発して情報を共有しており、外敵からの攻撃などに対して効率的な進化を遂げることが可能。また、闇の巨人ダークザギやその尖兵ダークファウスト、ダークメフィストは、ビーストを使役する能力を有しており〔第29話では、他ならぬザギ=石堀によってそのことが語られる。〕、彼らはダークフィールドと呼ばれる空間を展開する事でビーストの能力を強化する事が出来る。 その正体はかつてM80さそり座球状星団からやって来た“来訪者”の星を滅ぼす要因となった宇宙生物で、高度な知性を持った生命体に生じる恐怖がビースト振動波 = Χ(カイ)ニュートリノと結合することによって発生する「Χ獣(かいじゅう)」である。 ビーストの攻撃で危機に瀕した来訪者の母星は、光の巨人(ウルトラマンノア)によって一度は救われたものの、来訪者が光の巨人を基に生みだした対ビースト用最終兵器“ウルティノイド・ザギ”(ダークザギ)が暴走し、ビーストを進化・増殖させた事で再び滅亡の危機に陥ってしまう。やむなく来訪者は超新星爆発によって母星もろともビーストとウルティノイド・ザギを殲滅しようと試みたが、ビーストはザギの手によって光量子情報体 = 「Χニュートリノ」へと変換されて生き延びており、やがて爆発光と共に地球へ到達した。 『ULTRAMAN』に登場するビースト・ザ・ワンが地球でのスペースビーストの第1号である。ザ・ワンはウルトラマン・ザ・ネクストに敗れるが、その飛び散った細胞が地球上の生物を取り込んで成長したものが、『ウルトラマンネクサス』に登場するスペースビーストである。 人類と来訪者はこの脅威に対抗すべく、地球解放機構TLTを設立した。TLTがビーストを殲滅すると同時にその存在を隠蔽していたのは、一般大衆がビーストの存在を認識して恐怖を抱けば、ビーストの出現ポテンシャルが上昇し、大量発生に繋がってしまうからである。TLT構成員の水原沙羅は大量発生が起これば「スペースビーストによる終焉」、「地球の滅亡」が訪れると評している。 当初は来訪者が発生させたポテンシャルバリアによって人口の多い都市部へのビースト侵入は抑止されていたが、物語の終盤ではアンノウンハンド(ダークザギ)の力によってメガフラシ、ガルベロス、イズマエルが青葉ニュータウンに出現してしまう。更に最終話で人間から恐怖(スペースビーストの記憶)を吸収するレーテが失われた為、ダークザギが倒された後もスペースビーストの出現は続いているが、強化されたTLTによって殲滅が続けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペースビースト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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