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ノット : ウィキペディア日本語版
ノット

ノット(knot, 記号 kn,kt)は速さ単位である。1時間に1海里進む速さを示す。漢字では"節"という表記が用いられる。
== 概要 ==
国際単位系の文書には非SI単位の一つとして掲げられており、その定義は、1ノット = (1852/3600) m/s である〔国際文書第8版 (2006) 国際単位系SI)日本語版 http://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf p.40 表 8 その他の非SI単位〕。換算すると、約 0.514 444 m/s ということになる。1時間に1海里進む速さということである。1海里(国際海里)は1852メートルであるので、1ノットは正確に1852メートル毎時となる。 
ノットは「国際単位系 (SI)に属さない単位」 であるが、海里とともに「特別な状況でのみ使用される単位」とされ〔国際文書第8版 (2006) 国際単位系SI)日本語版 http://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf pp.35,36,39-40〕、現在も船舶航空機の速度をあらわす単位としてよく用いられている。これは海図上や航空図上で距離を測るには緯度1分に相当する海里を用いて計算するほうが容易であり、したがって速度もノットを用いる方が便利であるためである〔004 ロープの結び目から生まれた、船の速力の単位「ノット」 日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール〕。ノットを使用する際には、SI単位(この場合はキロメートル毎時など)との対応関係を示す必要がある。日本の計量法では「航海又は航空に係る速さの計量」に限定して使用が認められている〔 計量単位令 別表第6、第9号、「航海又は航空に係る速さの計量、 ノット、 一時間に千八百五十二メートルの速さ」〕。
ノットの単位記号には、国際的に合意された記号はないが、kn がよく使われる〔国際文書第8版 (2006) 国際単位系SI)日本語版 p.40、表8、注(f)「ノットは 1 時間に 1 海里進む速さである.国際的に合意された記号はないが,kn がよく使われる.」〕。ただし、日本の計量法では、単位記号は「kt」のみと定められている〔 計量単位規則 別表第4〕。
かつては海里の定義が様々に異なっていたので、ノットの定義も異なっていたが、現在では国際海里を基にしたものに統一されている〔ただし、イギリスでの公式の定義では、(正確に)0.514 77 m/s である。これは、1海里を1853.184 m とし、これを3600秒で除した値を小数5桁に丸めたものである〕〔 RELEVANT IMPERIAL UNITS, CORRESPONDING METRIC UNITS AND METRIC EQUIVALENTS  最下段〕。国際海里は1929年に定められたが、アメリカ1954年まで1海里 = 正確に6080.20 測量フィート = 約1853.248 666メートル、イギリス1970年まで1海里 = 正確に6080 国際フィート = 正確に1853.184メートルという定義を使っていた(この値は現在でも、イギリスの公式のノットの定義の算出に用いられている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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