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ノティティア・ディニタテュム : ミニ英和和英辞書
ノティティア・ディニタテュム
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ノティティア・ディニタテュム ( リダイレクト:ノティティア・ディグニタートゥム ) : ウィキペディア日本語版
ノティティア・ディグニタートゥム


ノティティア・ディグニタートゥム(官職要覧)とは、古代ローマ帝国の帝国公文書である。
この公文書のうち、僅かなものが現在にも伝わっている。それは東西ローマ帝国の行政組織構成の詳細を示す、帝国宮廷から地方属州まで数千名の役人の官職の一覧表である。 通常西ローマ帝国のものは420年代に、東ローマ帝国のものは400年代に遡る。しかし日付が記載されていない為、一覧表の示す確実な年代は確定できていない。
15世紀から16世紀にかけて幾つかの写本が広まった。1542年の写本は彩色画が描かれている。全ての現存写本が、直接にせよ間接にせよ1542年にシュパイアー司教座聖堂参事会図書館に存在していた後期ローマの公文書の コデックス (''Codex Spirensis'')に由来している。しかしシュパイアーの写本は1642年以前に失われた。''ノティティア''とは一続きの大きな文書で写本の頁数にして164葉あるが、この文書は更に9世紀またはそれ以前の幾つかの文書と一緒に纏められて保管されてきた。
''ノティティア''の彩色写本に描かれた紋章は、失われた''Codex Spirensis''のものに含まれていた紋章のみが複写・模写されたものだと考えられている。もっとも重要な''Codex(写本)''は1436年に イタリア人ピエトロ・ドナト英語版)により作成されたもので、Peronet Lamyによって彩色画が描かれた。'Codex Spirensis'')に由来している。しかしシュパイアーの写本は1642年以前に失われた。''ノティティア''とは一続きの大きな文書で写本の頁数にして164葉あるが、この文書は更に9世紀またはそれ以前の幾つかの文書と一緒に纏められて保管されてきた。
''ノティティア''の彩色写本に描かれた紋章は、失われた''Codex Spirensis''のものに含まれていた紋章のみが複写・模写されたものだと考えられている。もっとも重要な''Codex(写本)''は1436年に イタリア人ピエトロ・ドナト英語版)により作成されたもので、Peronet Lamyによって彩色画が描かれた。')に由来している。しかしシュパイアーの写本は1642年以前に失われた。''ノティティア''とは一続きの大きな文書で写本の頁数にして164葉あるが、この文書は更に9世紀またはそれ以前の幾つかの文書と一緒に纏められて保管されてきた。
''ノティティア''の彩色写本に描かれた紋章は、失われた''Codex Spirensis''のものに含まれていた紋章のみが複写・模写されたものだと考えられている。もっとも重要な''Codex(写本)''は1436年に イタリア人ピエトロ・ドナト英語版)により作成されたもので、Peronet Lamyによって彩色画が描かれた。
==内容==
東西ローマ帝国のそれぞれについて、ノティティアは全ての主要な'dignities' (役人)を給与(土地などの下賜・貨幣・徴税権等)とともに列挙している。しばしば赴任地と正確な 職務 や下級役人以外の所属役人も列挙している。これらは以下のように組織立てられている:
* 宮廷役人 ( プラエフェクトゥス・プラエトリオのような高官を含む)。
* プラエフェクトゥス・プラエトリオや帝国政府(diocese)によって任命された代官英語版)と 属州総督
* 軍司令官 (''マギステル・ミリトゥム'', ''comites rei militaris'' と ''ドゥクス'')および、彼らの指揮する軍団の場所と全称号が記載されている。
最新版の ''ノティティア・ディグニタートゥム''は Robert Irelandのものが''British Archaeological Reports'', International Series 63巻2号に掲載されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノティティア・ディグニタートゥム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Notitia Dignitatum 」があります。




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