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ノトロニクス : ミニ英和和英辞書
ノトロニクス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ノトロニクス : ウィキペディア日本語版
ノトロニクス

ノトロニクス(''Nothronychus'')は白亜紀後期に現在の北アメリカに生息したテリジノサウルス類()の獣脚類恐竜の属の一つである。
タイプ種''Nothronychus mckinleyi'' は2001年にとDouglas G. Wolfeにより記載された。化石はニューメキシコ州アリゾナ州の境にあるズニ盆地(Zuni Basin)として知られる地域にある、の白亜紀後期(中期)の9100万年前の地層から発見された。第2の標本はユタ州のにある''N. mckinleyi''のものより50万年から100万年早いチューロン期前期の地層から発見され、2009年に第2の種''Nothronychus graffami'' として記載された。
属名は古代ギリシャ語で「ナマケモノのような鉤爪」という意味である〔。
くちばしを持つ草食性の獣脚類であり、骨盤は鳥に似て(同様の構造の鳥盤類とは類縁関係に無い)いて、足には4本の趾があり4本とも前方を向いていた。
==特徴==

ノトロニクスはコエルロサウルス類であり、この分類群にはティラノサウルスのような肉食の恐竜が含まれている。しかし、より詳細には下位分類群のマニラプトル類に属しており、この分類群は雑食性に進化していて、ノトロニクスそのものは草食性の科に属している〔。二足歩行性で、肉食性の祖先よりも直立した姿勢で歩行していた。''N. graffami'' は体重1 t、体長4.5-6 m、体高3-3.6 mで、一方''N. mckinleyi'' はこれより若干小さかった〔。
2つの別の種で骨格全体の40-50%が回収されていて、根元が丸い葉っぱ状の歯、長い首、各々の指に30cmに及ぶカーブした鉤爪のあり器用そうな手を持った長い腕、大きく太鼓腹状の腹部、頑丈な後肢、相対的に短い尾が記載されている。''N. mckinleyi'' は''N. graffami'' より華奢で、尾椎の詳細が異なり、下腕(尺骨)がより曲がっている点で区別される〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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