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ノブキ属 ''Adenocaulon'' Hooker は、キク科の分類群の一つ。日本ではノブキがこれに属する。 == 特徴 == 多年生の草本〔以下、主として佐竹他(1981),p.187-188〕。葉は互生で、茎の基部に集まって生じ、長い葉柄を持つ。花序は円錐状で、頭花は小さい。花序には柄のある腺体を生じる。 頭状花序は雌花と両性花とからなり、頭花の外側に雌花があって痩果を生じるが、内側にある両性花は不稔性で果実を形成しない。雌花の花冠は広鐘型で先端は4-5裂する。総苞片は半球形で5-7個あり、花後には反り返る。花床は鱗片はない。痩果は棍棒状、先端に冠毛はなく、柄のある腺体がある。 File:Adenocaulon bicolor 3248.JPG|''A. bicolor''・雌花と両性花の花冠 File:Adenocaulon bicolor 3451.JPG|''A. bicolor''・痩果が成熟しかかっている File:Adenocaulon himalaicum nobuki03.JPG|ノブキ・両性花がほとんど脱落したところ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノブキ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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