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ノベルズ (novels、ノベルス〔novelsの正しい発音はノベルズであるが、ノベルスとされる場合も多い。〕) とは、出版形式のひとつで、日本の出版業界において一般に新書サイズ(新書判)の小説、あるいはそのシリーズを表す。特に大きさについて言う場合には、ノベルズ判(ノベルス判)という言葉が用いられる〔『化合 ST 序章』今野 敏|講談社ノベルス - 講談社BOOK倶楽部 〕。 イギリスのペンギン・ブックス(Penguin Books Ltd.)などのペーパーバックのシリーズを参考にしてつくられたといわれる〔新書のはなし(1) - 全国出版協会・出版科学研究所|コラム 〕〔ペンギン・ブックス とは - コトバンク 〕。 サイズは新書判と同様、173mm×105mm程度である。 == 概要 == 1950年代には、岩波新書も一時期小説作品を新書で刊行したり、角川書店が角川小説新書を刊行したりと、新書判の小説叢書も存在したが、この形式を定着させたのは、1959年創刊のカッパ・ノベルス(光文社)がベストセラーを連発したことが大きい。また、海外ミステリーを中心としたハヤカワ・ポケット・ミステリ(早川書房)の存在も大きい。 特にカッパ・ノベルスは松本清張『点と線』など、推理小説の牙城として君臨。また小松左京の『日本沈没』など、SFもよく書かれた。社会派ミステリーは上製本にやや押されつつあるが、近年では本格派推理小説が大きな存在感を示している。また西村京太郎をはじめとする旅情ミステリーのシェアも大きい。 ジャンルとしては、ミステリの他に、架空戦記やファンタジー、中高生向けの小説もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノベルズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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