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ノベンバー・ステップス : ミニ英和和英辞書
ノベンバー・ステップス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ノベンバー・ステップス ( リダイレクト:ノヴェンバー・ステップス ) : ウィキペディア日本語版
ノヴェンバー・ステップス[ちょうおん]

ノヴェンバー・ステップス』()は、武満徹1967年に作曲した、琵琶尺八オーケストラのための音楽作品。ニューヨーク・フィルハーモニックによって初演され、作曲者が国際的な名声を獲得するきっかけとなった〔スコア『地平線のドーリア』音楽之友社、1968年、巻末の略歴による〕。
== 作曲の経緯 ==
武満にとって邦楽器の使用は1962年の映画『切腹』(監督:小林正樹)に端を発する。映画『暗殺』(1964年松竹映画、監督:篠田正浩)、さらに映画『怪談』(1965年 監督:小林正樹)、そしてNHK大河ドラマ源義経』(1966年)の音楽を担当。それぞれ琵琶の、尺八のと共同作業で音楽制作をする。この経験を元に現代音楽純音楽作品として、琵琶と尺八のための『エクリプス』を作曲。武満にとって邦楽器のみの初の純音楽作品となる。また琵琶と尺八という組み合わせは邦楽の歴史ではそれまで見られないものであった。
この『エクリプス』の録音を、武満と親しくニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者を務めたことのある小澤征爾が同フィル音楽監督のレナード・バーンスタインに聴かせたところ、バーンスタインが非常に気に入り、これら日本の楽器とオーケストラとの協奏曲を書いて欲しいと武満に依頼することになる。そしてニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品としてこの『ノヴェンバー・ステップス』が作曲され、1967年11月9日、ニューヨークリンカーン・センターにおいて、鶴田錦史と横山勝也のソロ、小澤の指揮でニューヨーク・フィルハーモニックにより初演された。なお、ニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念の委嘱作品が『ノヴェンバー・ステップス』のみであるかのような記述が世に散見されるが、委嘱は他の多くの作曲家にも依頼されており、武満のこの作品はそれらの中の一つである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノヴェンバー・ステップス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 November Steps 」があります。




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