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ノボリリュウタケ科 ノボリリュウ[のぼりりゅう]
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ノボリリュウ[のぼりりゅう]
ノボリリュウ(昇り竜、学名:''Helvella crispa'')はチャワンタケ亜目ノボリリュウタケ科ノボリリュウ属に属するキノコ。ノボリリュウタケとも。近縁種に柄が細く、溝のないアシボソノボリリュウ(''Helvella elastica'')、傘の表面が黒色、茎が汚白色のクロノボリリュウ(''Helvella lacunosa'')がある。 子実体の高さは約10cm、傘は直径5~6mで形はしわが多くはっきりしない。あえていうならば鞍の形をした脳のような形。柄は中空で縦じわが根元まで何本も走っている。全体が白~クリーム色。 8月~10月頃に湿った落葉樹林や庭先で発生。まれに春に発生することもある。一本だけで生えていることが多いが群生することもある。ユーラシアと北アメリカに分布し、日本では離島など一部を除く全土で発生する。 優れた食菌で、味には癖がなく加熱すると歯切れが良くなる。西洋料理におすすめのキノコである。 ただし、微量ながらジロミトリンが検出されているため、大量に食べたり、生で食べることは控えるべきである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノボリリュウ」の詳細全文を読む
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