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ノンカーボン用紙 : ミニ英和和英辞書
ノンカーボン用紙[かみ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
用紙 : [ようし]
 【名詞】 1. blank form 

ノンカーボン用紙 ( リダイレクト:ノーカーボン紙 ) : ウィキペディア日本語版
ノーカーボン紙[のーかーぼんし]

ノーカーボン紙(ノーカーボンし、ノーカーボン用紙感圧紙とも)は、主に伝票帳票に使用される、筆圧を感知し、肉筆と同様の文字などを複数枚に渡り複写を行うことの出来る特殊な用紙の事。ドットインパクト方式のプリンタによる複写印字も可能である。
筆圧を利用して複写する用紙には、他にカーボン紙カーボン印刷用紙も存在する。カーボン印刷用紙は、カーボンインキと呼ばれる特殊な複写用インキを用紙裏面に印刷塗布することで複写が可能であるのに対し、ノーカーボン用紙は用紙単体で複写を可能としている違いがある。従ってカーボンインキの塗布が不要なために「ノーカーボン」という名称が付いている。英語では、カーボンレス・コピー・ペーパー(Carbonless Copy Paper、略称CCP)と言う。
== ノーカーボン紙の使用方法 ==
ノーカーボン紙で複写を行うための書類を作成する際、基本的なルールがある。
ノーカーボン用紙は基本的に「上用紙」「中用紙」「下用紙」という紙の種類があり、この紙の組み合わせで複写を可能とする。
* 例1:4ページの複写で、ノーカーボン紙を使用する場合。
 * 上用紙(業界用語で、「T (TOP)」や、単に「上」とも)
 * 中用紙(業界用語で、「M (MIDDLE)」や、単に「中」とも)
 * 中用紙
 * 下用紙(業界用語で、「B (BOTTOM)」や、単に「下」とも)
* 例2:2ページの複写で、ノーカーボン紙を使用する場合。
 * 上用紙
 * 下用紙
* 例3:任意の枚数で複写をする書類を50ページで作成する場合
 * 中用紙×50ページ
ノーカーボン用紙には、複写した際の発色の色の種類が、青・黒・赤とあり、これらの用紙の組み合わせで、1P目上用紙赤発色 - 2P目中用紙青発色 - 3P目中用紙黒発色 - 4P目下用紙(下用紙は上用、中用の発色に合わせて発色するので、専用の発色紙というものはない)という構成も可能である。
* 注:赤発色紙は現在上用紙のみ生産されている。複写側の発色は上側の紙のカプラー溶液で決まる。下記参照

'発注例''
::「○×△株式会社 納品書」
::4P×50s×100冊←(天糊製本によるブック形式の場合。4ページ1セットの複写でそれが50組/1冊の物が100冊の意)
::(4P×1s×1000set←(セット糊製本による1セットづつのバラ形式のものを1,000セット分作る場合))
::タテ297×ヨコ210→(印刷物の大きさ。この場合、A4サイズ)
::1P目N40青発色上←(の厚さと発色。印刷会社によって扱う厚さが各種あるので、印刷会社に相談するのが好ましい)
::2P目N40青発色中
::3P目N40青発色中
::4P目N50青発色下
::1P2P3P=1/0スミ←(1P~3Pまでは黒色単色印刷で、ウラに印刷がないことを指す)
::4Pのみ2/1スミ、クサ、/スミ←(4P目のみ、オモテ黒色と緑色の2色、ウラに黒色単色印刷であることを指す)
::天トジ クロス 2,3,4Pミシン←(製本時の仕様指定。上部にホチキス止め製本(平綴じ)の場合の指定例)
::天のりマーブル←(上部をノリからはがせるように製本加工する場合はこのように指定)
::天パンチ2穴←(上部にトジ穴を製本加工を指定する場合の例、左パンチ、4穴やドンコ穴(連続穴)なども可能)
::№有り000001~←(ナンバリングを指定する場合の例。印刷物は発進番号を1からで指定するのが通例。0発進は望ましくない)
::4P減感アリ←(減感指定。これについては、下記に記載)
::フィルム支給←(作成用のフィルムを発注側から支給する場合。他に「版下支給」「版支給」等あり)
以上が基本例である。さほど複雑でない複写印刷物をノーカーボン紙で発注する際は、この例文をふまえれば発注が
可能であろう。
-->
'
::「○×△株式会社 納品書」
::4P×50s×100冊←(天糊製本によるブック形式の場合。4ページ1セットの複写でそれが50組/1冊の物が100冊の意)
::(4P×1s×1000set←(セット糊製本による1セットづつのバラ形式のものを1,000セット分作る場合))
::タテ297×ヨコ210→(印刷物の大きさ。この場合、A4サイズ)
::1P目N40青発色上←(の厚さと発色。印刷会社によって扱う厚さが各種あるので、印刷会社に相談するのが好ましい)
::2P目N40青発色中
::3P目N40青発色中
::4P目N50青発色下
::1P2P3P=1/0スミ←(1P~3Pまでは黒色単色印刷で、ウラに印刷がないことを指す)
::4Pのみ2/1スミ、クサ、/スミ←(4P目のみ、オモテ黒色と緑色の2色、ウラに黒色単色印刷であることを指す)
::天トジ クロス 2,3,4Pミシン←(製本時の仕様指定。上部にホチキス止め製本(平綴じ)の場合の指定例)
::天のりマーブル←(上部をノリからはがせるように製本加工する場合はこのように指定)
::天パンチ2穴←(上部にトジ穴を製本加工を指定する場合の例、左パンチ、4穴やドンコ穴(連続穴)なども可能)
::№有り000001~←(ナンバリングを指定する場合の例。印刷物は発進番号を1からで指定するのが通例。0発進は望ましくない)
::4P減感アリ←(減感指定。これについては、下記に記載)
::フィルム支給←(作成用のフィルムを発注側から支給する場合。他に「版下支給」「版支給」等あり)
以上が基本例である。さほど複雑でない複写印刷物をノーカーボン紙で発注する際は、この例文をふまえれば発注が
可能であろう。
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抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノーカーボン紙」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carbonless copy paper 」があります。




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