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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ノヴィ・ベオグラード(セルビア語:、)は、セルビアの首都・ベオグラード市を構成する17の自治体(オプシュティナ)のひとつであり、その中で最大の人口を持つ。旧来のベオグラード市街地とはサヴァ川を挟んで向かい側に位置しており、1947年まで無人であったサヴァ川左岸の土地を開発して作られた計画都市である。現代的なインフラストラクチャや、利用できる土地に余裕があることから、多くの企業がノヴィ・ベオグラードに拠点を構え、急速な発展が続いている地区である。2011年の調査ではその人口は21万2104人を数え〔http://media.popis2011.stat.rs/2011/prvi_rezultati.pdf〕、これはベオグラード市を構成する自治体としては最大である。 セルビア語で「ノヴィ・ベオグラード」とは「新ベオグラード」を意味する。 == 地理 == ノヴィ・ベオグラードはサヴァ川左岸に位置しており、歴史的にスレム(スリイェム)地方の南西端に属する。行政的には、ノヴィ・ベオグラード自治体の領域の北東部はドナウ川右岸の一部、サヴァ川との合流地点までを含んでいる。サヴァ川右岸には旧来からのベオグラードの市街地が広がっており、ガゼラ橋(Gazela)、ブランコ橋(Branko's bridge)、サヴァ橋(Savski most)、旧鉄道橋(Stari železnički most)、新鉄道橋(New Railway Bridge)、アダ橋(Ada Bridge)の6つの橋で両岸は結ばれている 通過するE75号線は、ノヴィ・ベオグラード域内にベオグラード・アリーナ周辺など5箇所にインターチェンジがある。 ノヴィ・ベオグラードの総面積は40.74平方キロメートル、地形的にはそのほとんどが平地であり、32の丘があるといわれ起伏に富んだ旧来のベオグラードとは対称を成している。西部のベジャニヤ(Bežanija)地区を除いては、ノヴィ・ベオグラードの一帯は開発が始まる1948年以前は大部分が沼地であった。長年にわたって、数キロメートルにおよぶベルトコンベアでドナウ川の小戦争島(Malo Ratno Ostrvo)から土砂を運び入れて沼地を埋め、現在のノヴィ・ベオグラードとなる土地が築かれた。 この他の地理的な特徴として、サヴァ川沿いに広がるマラ・ツィガンリヤ半島(Mala Ciganlija)や、川の中洲アダ・メジツァ(Ada Međica)、マラ・ツィガンリヤによってサヴァ川の主流と分断されているジモヴニク湾(Zimovnik)などの地形があり、ジモヴニク湾はベオグラード造船所の施設として使用されている。西部のベジャニヤに位置するベジャニスカ・コサ(Bežanijska Kosa)地区には黄土層の丘陵地がある。 ノヴィ・ベオグラードには森林はないものの、ベオグラード中心部の自治体でもっとも緑地面積が多く、その面積は3.47平方キロメートルで、ノヴィ・ベオグラード全体の8.5%に及び。緑地面積の大部分はノヴィ・ベオグラード・ウシュチェ(Ušće)公園のものである。2008年に開設したスルプスカ共和国公園(Park Republika Srpska)もノヴィ・ベオグラード域内にある。 ノヴィ・ベオグラードは計画都市として作られており、ブロック(blok)と呼ばれる区画に分かれている。域内には70のブロックがあり、このうち一部のブロックは70-aなどのサブ・ブロックに分かれている。また、かつてのベジャニヤ村(Bežanija)の中心であった場所、アダ・メジツァおよびマラ・ツィガンリヤ、並びにベジャニスカ・コサより西の幹線道路沿いの地区はブロックにわかれていない。また、自治体の境界の変動により、一部のブロック(9、9-a、9-b、11、11-c、50)はゼムン区に属しており、この一帯はノヴィ・ベオグラード区のブロック地帯の北に隣接している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノヴィ・ベオグラード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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