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ノヴェラ(NOVELA)は、1980年にデビューした関西出身の日本のプログレッシブ・ロックバンド。前身であるScheherazadeについてもここで記述する。 1979年結成。1986年に解散したが、散発的に「同窓会」ライブを行うことがある。音楽評論家の伊藤政則は「ノヴェラ=ヴィジュアル系ルーツ説」のお墨付きを与えている。少女マンガとの関係が深く、多田かおるの漫画『愛してナイト』のビーハイヴのモデルになったバンドでもある〔。山田ミネコの「最終戦争伝説」のイメージアルバムを手がけたり、スラミス・ヴュルフィングや内田善美の美麗なイラストをジャケットに採用したりしている。このためプログレバンドでは珍しく女性ファンが多く存在した。 == 音楽性 == メンバーが関西HR/HMシーンで活躍していたこともあり、Scheherazade時代はRAINBOWやJudas Priestの影響を強く受けたプログレッシヴメタルやメロディックスピードメタルに通じるサウンドであり、メンバー自身もプログレッシブ・ハードロックを自称していた。 NOVELA初期はヴィジュアル面が関心を呼ぶ耽美的作風の強い傾向であったが、3rdアルバム『パラダイス・ロスト』でギターやシンセサイザーによるインストゥルメント的要素の深化により表現力が成長し、ノヴェラ独自の音世界を確立した。それ以降メンバー脱退などが相次ぎ、五十嵐と永川の脱退後はニュー・ウェイヴの要素を取り入れ、ネオ・プログレの登場を予見したような作風へとシフトした。 新●月やマンドレイク解散後のジャパニーズプログレシーンの中心となったバンドであり、その後関係者やフォロワーによって同様の音楽性を持ったバンドが次々と登場し、これらをまとめてノヴェラ系ジャパグレと呼ばれたりもする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノヴェラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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