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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ノーオイルフライヤーは、高温の空気を高速で循環させることにより、食材中の油と水分で揚げ物を調理する調理器具である。 フィリップスが開発、2010年にベルリンで開催されたIFAコンシューマ・エレクトロニクスショーで発表した「エアフライヤー」 (Airfryer) が最初の製品である〔Introducing the 'Airfryer': Gadget uses super-fast air to make perfect chips without any oil 〕〔Philips debuts the Airfryer – crispy fries without the fat 〕。この製品は、器具の上部にあるヒーターで空気を80度-200度に熱し、同じく上部にあるファンで食品に吹き付ける。ヒトデのような形状に加工されている底部は、熱風を高速で循環させることにより、食品を油で揚げているのと同様の状態を作り出すようになっている〔。 製品は世界的に売れ、フィリップスは2012年上半期までに世界60箇国で販売実績をあげた〔Philips' Second Quarter and Semi-Annual Results 2012 〕。この年にはドバイで「Product of the Year」に選ばれた〔The Most Innovative Products of 2012, Now Chosen by Consumers in the UAE! 〕 日本ではフィリップスの日本法人が2013年4月より「ノンフライヤー」の名称で販売を開始し、初年度5万台の販売予定であったところ、目標台数を4倍に引き上げるヒット商品となった。同年には名古屋市のわがんせが「ノーオイルフライヤー」〔山崎良兵「技術&トレンド 油がいらないフライヤー トンカツ食べてダイエット」『日経ビジネス』第1705号、2013年9月2日、86-88ページ。〕、足利市のティー・エム・ワイが「エアフライヤー」〔ティー・エム・ワイ、油を使わずに揚げ物料理ができる調理器具「エアフライヤー」 〕、大阪市のオオトモが「ヘルシーフライヤー」〔オオトモ、ポテトと唐揚げが同時に調理できる「ヘルシーフライヤー」 〕、グリーンハウスが「ノンオイルフライヤー」〔グリーンハウス、油を使わずに熱風で調理する「ノンオイルフライヤー」 〕など、同様に油を使わず、熱風で揚げ物の調理を行う器具が次々と発売された。2014年にはフィリップス自身が後継製品の「ノンフライヤープラス」を発売している〔フィリップスの新型「ノンフライヤー」は、“フライ以外の料理”に照準? 〕。 一方、食材によっては少量の油を加える必要があることから、空気だけで揚げ物の調理ができるというのは誤解を招くとして、2012年にイギリスの広告基準局 (Advertising Standards Authority) は、フィリップスが広告で使用していた一部の表現は不適切であると指摘した〔Philips ad banned for saying fryer makes healthy chips using nothing but air... while small print advised oil was still needed 〕〔Philips Airfryer UK TV Ad Nov 2011 has been banned 問題になったCMの映像〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノーオイルフライヤー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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