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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ノーザリー(''Northerly''、1996年 - 2012年)は、2000年代前半に活躍したオーストラリアの競走馬。コックスプレート連覇などG1・9勝をあげ2002/2003年オーストラリア年度代表馬に選ばれ、2010年にはオーストラリア競馬名誉の殿堂入りを果たした。過去に同名の競走馬(ノーザリー)がいたことからNortherly IIとIIを付けることもある。 == 戦績 == ノーザリーは1999/2000年シーズンにデビューした。初戦は3着に敗れたが、2戦目のアクアニタハンデキャップで勝利をあげる。その後休養に入り2000/2001年シーズン11月に復帰すると4戦目のRJピーターズステークス (G3) で初重賞制覇、5戦目のレイルウェイステークスではG1を勝つまでに至った。その後も重賞では負けることなしに勝ち進み、オーストラリアンカップをレコードで圧勝、2000/2001年シーズンを終えた。 休養を終えた翌シーズン、さらに力を付けたノーザリーは、ジョン・F・フィーハンステークス (G2) でサンラインを破り、続くG1アンダーウッドステークス、ヤルンバステークスを連勝しオーストラリア中距離最強馬決定戦コックスプレートに挑んだ。人気は3連覇を狙う名牝サンラインが1番人気、ノーザリーはサンラインに次ぐ3.5倍の2番人気に押され、レースではそのサンラインを破り勝利を収めた。 2002/2003年シーズンは3戦目のクレイグリーステークスから連勝を始め、前哨戦であるコーフィールドカップを含め4連勝でコックスプレート連覇を目指した。この年は引退レースとして出走していたサンラインを含め、ロンロ、グランデラ、ついでにフィールドオブオマーも出走しコックスプレート史上最高のメンバーが集まったと言われレース前から盛り上がりを見せていた。レースはサンラインの逃げから始まり、ノーザリーはそれを交わすと、ディファイアーとグランデラの追撃も退け優勝した。このシーズンは二度目のオーストラリアンカップ制覇も成し遂げ、2002/2003年シーズンの年度代表馬に選出されている。 その後はコックスプレートを目標に調整されていたが、2003年7月23日屈腱炎を発症し引退が発表された。だが1年半後脚の傷が癒え復帰することになる。復帰初戦ウェルターハンデキャップでは64.5キログラムのハンデに耐え4着に入った。しかし、続くアンダーウッドステークス大敗後、屈腱炎を再発し最終的に引退が決定された。引退後はオークランドパークスタッドにて余生を送り、2012年5月9日に疝痛からの合併症により、15歳でその生涯を閉じた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノーザリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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