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ノース海峡の海戦 : ミニ英和和英辞書
ノース海峡の海戦[のーすかいきょうのかいせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
海峡 : [かいきょう]
 【名詞】 1. channel 
海戦 : [かいせん]
 【名詞】 1. naval battle 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

ノース海峡の海戦 : ウィキペディア日本語版
ノース海峡の海戦[のーすかいきょうのかいせん]

ノース海峡の海戦(ノースかいきょうのかいせん、)は、アメリカ独立戦争中盤の1778年4月24日夜に起こったアメリカ大陸海軍のスループ・オブ・ウォー、''レンジャー''(ジョン・ポール・ジョーンズ艦長)とイギリス海軍のスループ・オブ・ウォー、''ドレイク''(ジョージ・バードン艦長)が一騎打ちをした海戦である。イギリス本国の海域で初めてアメリカ海軍がイギリス海軍を破った戦いであり、アメリカ独立戦争の中で圧倒的な戦力差無しにアメリカ海軍が勝利できたことでは唯一と言ってもよいものである。
以下の記述の中で、2隻の艦船はそれぞの時刻を設定していたので時刻は正確なものとは限らない。戦いの証人が複数いるとすれば、彼らにとって異なる時刻に同じ出来事を見たことになる。
== 背景 ==
アメリカ独立戦争は米英2カ国以外の国が参戦する以前であっても、その戦域はアメリカ大陸に限られてはいなかった。大陸海軍と私掠船双方による艦船の行動は大西洋に跨るものだった。1777年、大陸海軍のランバート・ウィックス、グスタブス・コニンガムおよびウィリアム・デイといった艦長達〔William Day's report to Benjamin Franklin of his 1777 cruise in British waters franklinpapers.org- Accessed 29 Nov 2007〕がイギリス海域で襲撃を行い、商船を捕まえて、フランスの港まで曳航して行っていた。ただし、この時のフランスは公式には中立だった。デイ艦長などはフランスのブレスト港でフランスの提督から祝砲で迎えられてすらいた。そのような成功に勇気付けられ、さらには1777年秋のサラトガの戦いでアメリカ大陸軍が勝利したこともあって、フランスは1778年2月にアメリカと2つの同盟条約に調印したが、イギリスに宣戦布告するまでには至っていなかった。フランスから攻撃される可能性が生じたために、イギリス海軍はその戦力をイギリス海峡(フランス語でラマンシュ海峡)に集中させ、他の海域は脆弱なままにしていた。ウィックスとデイは、セントジョージ海峡やノース海峡が狭い所であったにも拘わらず、単一の艦船あるいはたいへん小さな船隊であってもアイリッシュ海に入ることが可能であり、イギリスとアイルランドの間で貿易を行う多くの船舶に大混乱を生じさせることができることを示していた。イギリス生まれのジョン・ポール・ジョーンズがイギリスの敵として初めてイギリス海域に戻ってきたとき、さらに大きな大望を持っていた。すなわちアメリカの港を焼き討ちするというようなアメリカ大陸におけるイギリス政府の政策に対して、その報復をアメリカが行うことができるということをイギリスの大衆に教えることだった〔S.E. Morison, "John Paul Jones: A Sailor's Biography" London, Faber (1959) pp134-5〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノース海峡の海戦」の詳細全文を読む




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