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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ノーマルポジション (Normal Position) とは磁気テープのポジション表示の一つで、IEC TYPE1で表示される。ここでは主にコンパクトカセットのノーマルポジションについて説明する。 == テープのグレード == ノーマルポジションの中には、オープンリール用のスタンダードグレード、コンパクトカセットでよく使用されるLN(ローノイズ/Low Noise)、LNよりもアウトプットレベルを改善して音質を向上させたLH (Low Noise High Output)、LHよりも性能を向上させたSLH (Super Low Noise High Output) が存在する。 ;スタンダード :主にオープンリールに使われる。ノーマルポジションの中で最下位グレードであり、初期のテープは全てこのグレードであった。コンパクトカセットでもごく初期は利用していたが、テープの走行速度の遅さや当時の録音性能ではヒスノイズを抑えることや、音質の向上は望めず、会話録音用に限定されていた。初期のフィリップスカセット、TDK-シンクロカセット、BON、HIDISC、中国製ダイソーテープはこのグレードである。 : ;LN :スタンダードよりもヒスノイズを抑え、音質も改善したのがLN(ローノイズ)である。コンパクトカセットでは普及グレードとされ、ラジカセ、テープレコーダーではこのLNテープで調整されることが多い。代表的なLNテープに、TDKのD、AE、ソニーのHF、マクセルのURが存在する。 : ;LH :LNよりも高域性能を改善したもので、磁性体の密度を多くしたり、細粒子化、2層塗布(AXIAのダブルコーティングが有名)、ハイポジション用のコバルトを混合し、実現している。コンパクトカセットでは実質LNとLHでわかれており、LHの中でさらにグレード分けが存在する(ソニーのHF-S、HF-X、HF-ES、HF-PRO等)2015年現在、発売されているLHにはMaxell UL、薦田、ナガオカ CCなどがある。 ;SLH :主にオープンリールで使用され、ノーマルポジションでは最高のグレードである。コンパクトカセットは前述の通りSLHもLHの一部となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノーマルポジション」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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