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ハイアリア(Hialeah)は、アメリカ合衆国フロリダ州南東部、マイアミ北西郊に位置する都市。人口は226,419人(2000年国勢調査)。2004年の推計では224,522人に微増している。フロリダ州内ではジャクソンビル、マイアミ、タンパ、セントピーターズバーグに次いで第5の人口規模を抱える都市である。 市名はフロリダ一帯に住んでいたネイティブ・アメリカンであるセミノール族の言語で「高い平原」という意味である。市はビスケーン湾やエバーグレーズから離れた、少し標高の高い平地に位置する。 ハイアリアは全米で最もスペイン語の使用率が高い都市である。ハイアリア市民の85%がヒスパニック系またはラテン系であり、92%がスペイン語を母語としている。特にキューバ系が多く、市の総人口の62%に達する。 ==歴史== :''出典: ハイアリア市公式サイト'' この一帯はフロリダに住んでいたネイティブ・アメリカンのセミノール族がカヌーを停めるための岸辺であった。セミノール族の言語で「高い平原」と呼ばれたこの一帯に入植者がやってきたのは1920年代のことである。1921年、ミズーリ州から訪れた飛行機乗り、グレン・カーティス(Glenn Curtiss)がこの地に高い可能性を見出した。1925年にはハイアリアは正式な市になった。しかし翌1926年のハリケーンにより、市の大部分は壊滅してしまった。 1937年には、アメリア・イアハートが世界一周飛行の際、出発地のカリフォルニア州オークランドから大陸を横断し、このハイアリアにあるオパ・ロッカ空港(Opa-Locka Airport)に立ち寄ってから大西洋に向かって飛び立った。この世界一周飛行がイアハート最後の飛行になった。現在では、オパ・ロッカ空港の南にアメリア・イアハート公園が設置されている。 1960年代以降、ハイアリアには中南米からのヒスパニック系移民が大量に流入し、人口が急増した。1925年の市制施行時には人口わずか1,500人であったが、現在では人口22万人を超え、フロリダ州内で5位、全米でも81位の都市に成長した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイアリア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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