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2010年ハイチ地震は、ハイチ時間の2010年1月12日16時53分(UTC21時53分)にハイチ共和国で起こったマグニチュード (M) 7.0の地震である。地震の規模の大きさやハイチの政情不安定に起因する社会基盤の脆弱さが相まり、死者が31万6千人程に及ぶなど単一の地震災害としては、スマトラ島沖地震に匹敵する近年空前の大規模なものとなった。 == 地震の詳細 == 震源はハイチの首都のポルトープランスの西南西25km、深さは13km、マグニチュード(モーメントマグニチュード Mw)は7.0と推定されている(アメリカ地質調査所〔Magnitude 7.0 - HAITI REGION アメリカ地質調査所 2010年9月29日閲覧。〕)。この地域は北アメリカプレートとカリブプレートの衝突型境界の近傍であり、震源が浅い典型的な直下型地震(内陸地殻内地震)である。この地震を起こした断層は、エンリキロ-プランテインガーデン (Enriquillo-Plaintain Garden) 断層系の中の断層の1つと推定されている〔「プレート衝突で大地震がくる」…米国学者の警告が現実に 中央日報〕。地震のメカニズムは、逆断層成分を持つ左横ずれであった〔USGS Centroid Moment Tensor Solution アメリカ地質調査所〕〔遠地実体波によるモーメント解 アメリカ地質調査所〕。地震波からの推定では、断層の滑り量は最大で約4mであった〔有限断層モデル アメリカ地質調査所〕〔NGY地震学ノート No.24 名古屋大学地震火山・防災研究センター〕。ポルトープランスとその郊外では改正メルカリ震度階級VII - X相当の揺れがあったと推定されている〔USGS ShakeMap アメリカ地質調査所〕。 地震発生直後の2010年1月12日17時0分と8日後の同月20日6時3分(いずれもハイチ時間)には、それぞれポルトープランスの西南西約50kmと55km、深さは約10kmの地点でM5.9の地震が発生し、同日までの最大規模の余震だと見られている。20日の地震は震源メカニズムが本震と異なるため調査が必要だともされている〔。 ポルトー・プランス湾沿岸のグラン・ゴアーブでは地滑りにより平均3mの高さの津波が発生し、複数の家屋が倒壊、津波を見物していた3人が犠牲となった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイチ地震 (2010年)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 2010 Haiti earthquake 」があります。 スポンサード リンク
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