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ハイペリオンガンダム(HYPERION GUNDAM)は、漫画『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。「ハイペリオン」は「高い天を行く者〔機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY 第1巻 巻末より。〕」の意味を持つギリシア神話の神「ヒュペリーオーン」に由来する。 メカニックデザインは大河原邦男。 本項では、関連作品に登場する派生機についても解説する。 == 機体解説 == ユーラシア連邦が自国製MS開発計画「X」計画に基づき、アクタイオン・インダストリー社と共同開発した機体。「X」計画は同じ連合所属国家で初めてMSの独自開発に成功した大西洋連邦への対抗手段として発動され、対ザフト戦後の地球連合内での発言力を維持するべく行われた国家プロジェクトであった。 本機はユーラシア連邦の得意技術である光波防御帯シールド「アルミューレ・リュミエール (A.L.)」(フランス語で「装甲した光」の意)を搭載し、これを用いた独自の戦術思想に基づく運用が可能である。A.L.は通常エネルギー消費を抑え腕部の発生器のみを使用しているが、完全展開時に各部の発生器が展開し機体全体を覆う事によって、360度全方位の攻撃に対し鉄壁の守りを誇っている。光波シールドは出入り双方向の攻撃を遮断するものであり防御と同時に攻撃を行うことは出来なかったが、本機のシールドは外部からの攻撃を遮断しつつ自機による内部からの攻撃を通すモノフェーズ(単位相指向型)光波シールドに改良されており、正に攻防一体を可能としている。但し、使用には多大な電力を必要とし、完全展開時の連続稼動時間は僅か5分となっている。その他の武装は本体バッテリーの大半をA.L.のパワー供給に回さねばならない関係上、火器自体にエネルギー源を持たせたパワーセル方式を採用している。 型式番号の「CAT」は「Composition Armament Tactical=戦術構成兵装」の略で、「X」は試作機を示している。数字ナンバーは/の左側がその機体の製造ナンバー、右側は総生産数を表す。つまりハイペリオンは3機が製造された事になる。 その後、政治情勢の変化で、ユーラシア軍上層部は大西洋連邦製のダガーシリーズの供与を受ける事を決定。結果プロジェクトは凍結され、ハイペリオンシリーズは試作機3機を以って生産終了となってしまった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイペリオンガンダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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