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シックハウス症候群(シックハウスしょうこうぐん、Sick House Syndrome)は、米英での(Sick building syndrome/シックビルディング症候群)についての邦訳。建築用語・または症候のひとつ。 新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。また、新品の自動車でも同様の症状(New car smell)が報告されており、シックカー症候群としてマスメディア等で取り上げられている。職場だけでなく住居で多くの問題があることから歯科医師の上原裕之が命名した。 なお、真菌や担子菌のトリコスポロンが要因とされる夏型過敏性肺炎(summer-type hypersensitivity pneumonitis)は、シックハウス症候群とは同一ではない〔1994年11月21日号「アエラ」朝日新聞社では、大阪の歯科医が最初に命名したとする。調布市ホームページ「シックハウス症候群に関するシンポジウム」の報告2003年8月12日登録。但し、「Pathogenesis of summer-type hypersensitivity pneumonitis(夏型過敏性肺炎)」Nihon Kyobu Shikkan Gakkai Zasshi.( 1993 Dec;31 Suppl:5-11)では論文の要約ではサマリー中にはHome environmental factors indicate that SHP is a sick house syndromeとあるが、ここでのSick House Syndromeは本項の原因物質が違うため同一ではない。〕。 ==概要== 住宅に由来する様々な健康障害の総称であり、単一の疾患を表す訳ではない。また化学物質過敏症(Multiple chemical sensitivity)と同一の概念でもないとされる。主として住宅室内の空気質に関する問題が原因として発生する体調不良を指す場合が多い。その場合は、何らか理由で室内の空気が汚染された結果、その空気を居住者が吸引することによって発生するとされている。 いわゆる化学物質過敏症と混同される場合があるが、化学物質過敏症の概念自体が未確定であるとともに、前述のようにシックハウス症候群が「住宅由来の健康被害の総称」であることから、両者は異なる疾病概念であると考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シックハウス症候群」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sick building syndrome 」があります。 スポンサード リンク
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