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羽団扇楓 羽団扇楓[はうちわかえで] (n) Japanese maple (tree) (Acer japonicum) =========================== ハウチワカエデ
ハウチワカエデ(羽団扇楓、学名:''Acer japonicum'')はムクロジ科カエデ属の落葉高木。同じ株に両性花と雄花が生ずる雄性同株〔『日本の野生植物 木本II』p.11〕。別名、メイゲツカエデ。古いクロンキスト体系ではカエデ科に含められている。 == 特徴 == 樹高は5mから15mに達する。冬芽の鱗片は4対ある。今年枝は赤褐色または紅紫色で、花時のみわずかに白色の長軟毛を散生させるが、後に落ち無毛で光沢がある。鱗片葉は長さ2.5-3cmで紅紫色を帯びる。葉は対生し、葉身は長さ4.5-9cm、幅5.5-11cm、掌状に9-11浅裂・中裂する。裂片の先端は鋭くとがり、基部は心形になり、縁には重鋸歯がある。花時の葉両面には白色の軟毛があるが、成葉では裏面の脈上や脈腋に毛が残る。葉柄は葉身の4分の1から2分の1の長さで、2-4cmになる〔〔『樹に咲く花 山溪ハンディ図鑑4』pp.328-329〕。 花期は5-6月。複散房状の花序を有花枝の先端から下垂させる。花は紅紫色で10-15個つき、雄花と両性花が混生する。萼片は長さ6-7mmで暗紅色、花弁は萼片より短く淡黄色でそれぞれ5個、雄花の雄蕊は長さ5mmで8個あり、葯は黄色。両性花の子房には黄白色の軟毛がある。果期は7-9月。果実は翼果で2個の分果からなり、分果の長さは2.5cmになる。10-11月に紅葉する〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハウチワカエデ」の詳細全文を読む
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