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ハシボソミズナギドリ : ウィキペディア日本語版
ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリ(嘴細水薙鳥、学名:''Puffinus tenuirostris'')は、ミズナギドリ目-ミズナギドリ科に分類される鳥類の一種。
最も長距離の渡りをする鳥の一つとして知られ〔1サイクルの渡りにより一個体が移動する距離の累計数値が最も大きい。〕、1年のうちに累計距離にして約32,000kmを移動する(距離の比較資料1 E7 m)。
==分布==
オーストラリア南東部からタスマニアの近郊の島々で繁殖する。
非繁殖期は北上して赤道を越え、日本近海ではほぼ周年観察されるが、冬季は少ない。5-8月ごろに親鳥や若鳥が大群をなして現れ、5-6月には太平洋岸に北上する若い個体が多く見られる。大群はイカオキアミなどを探して洋上を移動し、なかにはベーリング海を越えた北極海まで渡る群れもある。繁殖しない若鳥は通年日本近海で見ることができるが、繁殖を控えた親鳥は北アメリカ沿岸を南下した後、太平洋を横切って繁殖地へ戻る。
その渡りのルートをたどると約32,000kmとなり、太平洋の北西半分に頭の大きな「8」の字が描ける。餌の発生に合わせての北半球南半球にまたがる渡りは、カモメ科キョクアジサシとともに鳥類で最大のスケールである。なお、「鳥類で最長」は「飛翔動物で最長」と実質的同義である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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