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ハナマルキ株式会社は、長野県伊那市西箕輪に本社を置く味噌製造メーカー。 == 概要 == *マルコメと共に日本を代表する味噌製造業の一社。基幹商品は『風味一番』『おかあさん』。加工食品製造もバラエティーに富んでおり、製菓製パン向けにクレープの自社製造も行っており、常温タイプでは国内シェア1位となっている。 *創業者の名をとった「花岡金春商店」は当初醤油も扱っていたが、味噌専門店へと移行。その際に社号を「丸キ味噌」に変えた。その後、1963年(昭和38年)に名字から「花」の一文字を取って社名をハナマルキとした。 *長野県・伊那工場は国内味噌メーカーの中で最新鋭設備を誇り、国際食品安全性基準であるHACCPやISOにも積極的に取組んでいる。長野県以外に、首都圏近郊の群馬県にも大利根工場を擁し、最近では近隣地を取得したことにより20,000坪を超える大工場となっている。1つの道府県のみに工場を持つ味噌メーカーが主流の中、唯一2県に主力工場を持ち、昨今ではその立地条件から供給リスク分散が評価されている。 *CMのサウンドロゴなどに使われているキャッチコピー「おみそなら、ハナマルキ」で広く知られている。 * 近年では「塩こうじ」の販売に力を入れている。2012年4月にペースト状の塩こうじを新発売し、2012年10月には液体タイプの「液体塩こうじ」を発売。発売1ヶ月で売上が40万本を超えた〔サラサラとした液体タイプの塩こうじが1カ月で40万本販売 (2012年11月27日) - 日経トレンディネット〕。2015年3月には、液体塩こうじとから揚げ粉をセットにした「塩から揚げの素」、2015年6月には、塩こうじとレモンを合体させた「塩こうじ レモン」を発売。塩こうじをシリーズ化し、拡販。基礎調味料として世の中に定着することを目指している。 *2013年9月、凸版印刷と液体塩こうじについて「多層ラベル」を企画開発。ボトルのラベルが多層になっており、従来より約3倍の情報掲載を可能にした。なお、この「多層ラベル」は、2014年、第53回ジャパンパッケージングコンペティションで経済産業省商務情報政策局長賞を受賞した 〔ジャパンパッケージングコンペティション (2014年4月8日) - 日本食糧新聞〕。 *液体塩こうじについては、2015年8月、日本食糧新聞「業務用加工食品ヒット賞」の和食部門でヒット賞を受賞〔第19回業務用加工食品ヒット賞 - 日本食糧新聞〕。また、同年8月、経済産業省「The Wonder 500 ™(ザ・ワンダー・ファイブハンドレッド)」にて、“世界にまだ知られていない、日本が誇るべき優れた地方産品”の1つに認定された〔Wonder 500 ™(ザ・ワンダー・ファイブハンドレッド)認定商品一覧 - The Wonder 500 ™(ザ・ワンダー・ファイブハンドレッド)〕。 *2015年4月、鶏肉加工品の生産・輸出拠点になっているタイにおける「液体塩こうじ」の販売・流通の強化を目的として、ハナマルキタイランドを設立〔(2015年8月4日) - yahooニュース(BizBuz)〕。 *2015年9月、みそ商品で初めて国立循環器病研究センターの認定を受けた「かるしお」マーク付き商品を発売した〔(2015年8月31日) - 共同通信社〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハナマルキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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