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ハナマルユキ : ウィキペディア日本語版
ハナマルユキ

ハナマルユキ(花丸雪)、学名 ''Monetaria caputserpentis'' は、吸腔目タカラガイ科に分類されるタカラガイの一種。ハナマルユキダカラ(花丸雪宝)とも呼ばれる。南日本を含むインド洋太平洋の暖海域に広く分布するタカラガイで、黒地の背面中央に白い斑点を多数つける。

==特徴==
殻長は14.6-44.0mmで、タカラガイ科の中では小型-中型種である。殻は厚手で光沢が強い〔池田均・淤見慶宏, 2007.『タカラガイ・ブック 日本のタカラガイ図鑑』 p.168, 東京書籍〕。成貝は底面は平ら、背面は丸く盛り上がり、縁はやや発達する。充分に成長した個体は他種に比べると断面が三角形に近いので褪色しても区別できる。殻口歯列は14-17で〔岡田要, 1967.『新日本動物図鑑 』p.83, 図鑑の北隆館〕、深く刻まれる。殻の側面から背面は茶褐色から黒褐色で前後端に大きな白斑がある。背面には小さな白斑が散在し、中央では密集して網状になる。殻口と歯は白い。死殻がすり減ると背面中央の小白斑が消え、紫色の層が出る〔池田均(文), 2009.『海辺で拾える貝ハンドブック』p.48, 文一総合出版〕。
幼貝は細長く、低い螺塔がある〔。色は淡い褐色で中央にやや濃い色の帯がある。この帯は成長につれ幅広くなる。

File:Cypraeidae - Erosaria caputserpentis-1.JPG|成長すると縁が左右に張り出す
File:Cypraea caputserpentis-1.JPG|すり減った貝殻。縁の黒褐色は残るが背面中央は一様に紫色になる


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハナマルユキ」の詳細全文を読む




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