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ハマダラカ(羽斑蚊、翅斑蚊)は、カ科ハマダラカ亜科ハマダラカ属(学名: )に属する昆虫の総称である。世界におよそ460種が知られている。そのうちおよそ100種がヒトにマラリアを媒介できるが、一般にマラリア原虫をヒトに媒介しているのは、そのうちの30 - 40種である。ハマダラカで最も知られている種は、マラリア原虫の中でももっとも悪性である熱帯熱マラリア原虫()を媒介するガンビエハマダラカ()である。マラリア蚊とも〔ナショナルジオグラフィック公式サイト〕 ハマダラカ属の学名()は、ギリシア語の (英語で not の意)と (「利益」の意)からきており、「無益な」を意味する〔Anopheles at dictionary.com.〕。また、「ハマダラカ」という和名は、翅に白黒のまだら模様があることに由来している。 ハマダラカの中には、イヌ糸状虫()や、フィラリアの一種であるバンクロフト糸状虫()、マレー糸状虫()、オニョンニョン熱を発症させるウイルスの媒介者となるものもいる。また、別属のカのなかま(ヤブカ属、イエカ属)もこれらのウイルスの媒介者となることがある。 == 進化 == ナミカ亜科()とハマダラカのクレードは、約1億5,000年前に分岐したと考えられている〔 Calvo E, Pham VM, Marinotti O, Andersen JF, Ribeiro JM. (2009) The salivary gland transcriptome of the neotropical malaria vector Anopheles darlingi reveals accelerated evolution of genes relevant to hematophagy. BMC Genomics. 10(1):57 〕。また、旧世界と新世界のハマダラカの種は、おそらく9,500万年前頃に分化したものとみられている〔。そして、同じアフリカ大陸に生息するガンビエハマダラカと ''A. funestus'' のクレードは、およそ3,600 – 8,000万年前に分化したと考えられている。 ハマダラカのゲノムサイズは230 – 284 Mbp で、似たサイズのゲノムをもつショウジョウバエと比較されることがある。しかし、他のカの仲間のゲノムサイズ(528 Mbp–1.9 Gbp)に比べると小さいほうである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハマダラカ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anopheles 」があります。 スポンサード リンク
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