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ハマナタマメ ''Canavalia lineata'' はマメ亜科植物の一つ。海岸に生え、ピンクの美しい花をつける。 == 特徴 == 蔓性の多年生草本だが、基部は木質化する〔以下、主として佐竹他(1999)p.210〕。蔓は長さ5m以上に達する。茎には短い下向けの圧毛をまばらに付けるが、後に多くは落ちる。葉は三出複葉で、小葉はやや黄緑色を帯び、円形から広倒卵形で、長さ5-12cm、幅4-10cm、やや革質、先端は尖るか丸まる。托葉は卵形で先端は尖り、早くに脱落する。 花期は6-8月で、葉腋から総状花序を出す。一つの花序に十数個の花をつける。花は淡桃色で長さ2.5-3cm、翼弁と竜骨弁はほぼ同長。萼は長さ1cm程度、上萼片の先が少し突き出す。なお、この花は普通の豆果の花とは上下逆向き、つまり竜骨弁は上にあって先端は下を向き、旗弁は下側にある。これは、葉腋から出た花序の枝が下向きに湾曲して伸びるためである。 豆果は長さ5-10cm、幅3-3.5cmで、2-5個の種子を含む。種子は褐色、楕円体で長さ1.5cm、へそがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハマナタマメ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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