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ハモンド・ノヴァコード : ミニ英和和英辞書
ハモンド・ノヴァコード[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハモンド・ノヴァコード ( リダイレクト:ノバコード ) : ウィキペディア日本語版
ノバコード[ちょうおん]

ノヴァコード ( Novachord )とは、ハモンドが1937年発表、1939年~1941年に製造した、おそらく世界最初の減算合成ポリフォニック・シンセサイザー製品である。
設計者はジョン・ハナート (John Hanert)、ローレンス・ハモンド (Laurens Hammond)、C.N.ウィリアムズ (C.N.Williams) で、1939年~1941年のわずか3年の発売期間を通じ計1069台が製造された。ハモンド製品として例外的に、オルガン音の再現を目的としなかった数少ない製品の一つである。
==機能と構造==
163本の真空管、1000個以上の特注コンデンサ等で構成され、重量は500ポンドに迫り、サイズはスピネットピアノ2台分ほどあった。当時まだ珍しかった周波数分周オシレータの採用により、全72鍵の同時発音が可能だった。これは、最上位オクターブ相当の12音階を12個のマスター・オシレータで生成し、真空管による単安定回路で分周して下のオクターブの音階を得る方式だった。同様な方式は、30年以上後のモーグアープポリフォニック・シンセサイザーでも採用された。
ノヴァコードは、初期のADSRエンヴェロープ制御機能を搭載しており、アタック/ディケイ/サスティーンは回転スイッチによる切り替え式、リリースはペダル・コントローラによる演奏時のリアルタイム表現が可能だった。またレゾナンス付きローパス・フィルターやレゾネータ (いずれもパッシブ回路)のほか、オシレータ2個一組に個別にかかる6個の電気機械式ヴィブラート(コイルのタップを自動回転スイッチで周期的に切り替える位相変調方式)により、本格的な音色の変更が可能だった。以上の信号処理機能により、ノヴァコードは弦楽器や声のような持続音から、ハープシコードやピアノのような鋭いアタックの減衰音まで、非常に広範な音色を表現できた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノバコード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Novachord 」があります。




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