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ハヤテのごとく!の登場人物(ハヤテのごとくのとうじょうじんぶつ)では、畑健二郎の漫画作品およびそれを原作とするテレビ東京系アニメ『ハヤテのごとく!』に登場する人物(およびそれに類する人間以外のもの)について説明する。 なお、当該作中登場人物の一人である西沢歩については、作中では主に「西沢さん」の呼称が用いられるが、本項では以下「歩」と表記する。 == 三千院家関係者 == 当主は三千院財閥の長である帝。直接の血縁は孫のナギのみ。その財力は作中で他者をはるかに超越する第1位である。物語はナギと彼女に仕えるハヤテとマリアを中心に展開していく。しかし、まだまだ謎めいた部分が多い。帝は石油王であるほか、M.H.E(ミカド・ハイパー・エナジー)は三千院家の傘下にある。 ; 綾崎 ハヤテ(あやさき ハヤテ) : 声 - 白石涼子 演 - ジョージ・フー : 本作の主人公で、ナギに雇われて三千院家に仕えるようになった執事。両親が作った1億5680万4000円の借金を背負っており、度々不幸な出来事に巻き込まれる。 : ; 三千院 ナギ(さんぜんいん ナギ) : 声 - 釘宮理恵 演 - パク・シネ : 本作のヒロインであり、メインヒロインその1。三千院家の令嬢。気は強いが若干ひきこもり気味で漫画・アニメ・ゲームが好き。ハヤテと自分が相思相愛だと思っている。 : ; マリア : 声 - 田中理恵 演 - ティア・リー : メインヒロインの1人。三千院家に仕える美人で有能なハウスメイド。ハヤテとナギにとって年上のお姉さんのような存在。 : ; クラウス / 倉臼 征史郎(くらうす せいしろう) : 声 - 三宅健太 : 三千院家の執事長。1946年〔原作のみの設定。単行本巻末プロフィールや公式ガイドブックには記載されていないが、作中時間および誕生日から生まれた年が分かる。〕4月18日生まれのA型。59歳(初登場時58歳)。身長181cm。体重80kg。独身。 : カタカナで呼ばれるがれっきとした日本人で、カイゼル髭が自慢。ナギよりもマリアとの方が付き合いが長い。お金で物事を解決するのが老人の戦い方だと思っているが、本当はかなり有能で強い〔ただし、料理だけは苦手のようで、屋敷の管理を一人でしている時はコンビニ弁当などを主食にしている。〕。必殺技はクラウスキック。姫神が辞めて以降、ナギの後任執事を自ら探していた。 : サンデー掲載時のキャラクター紹介に「ハヤテをクビにしようとしている」と書かれている。女装したハヤテに惚れたこともある。 : ナギには嫌われ気味で、いろいろと問題を起こすためナギやマリアにクビにしたほうがいいと言われてしまったこともある。 : ナギが三千院家の屋敷を追われることになった時、帝からナギとの同行を禁じられた。 : かつては紫子付きの執事で、その頃は長髪のイケメンでメガネをかけていなかった。29歳の時に幼い頃の紫子(当時6歳)に求婚されており、その時に彼女からの結納品として別棟ムラサキノヤカタを手に入れている。ナギが三千院家の屋敷から出ていくことになったため、ナギたちの新居としてムラサキノヤカタはナギに引き渡した。その後は一人で三千院家別宅の管理を住み込みでしている。 : 初期はかなり上位の存在で、渋くてかっこいいナイスミドルとして登場していたが次第に出番が少なくなり、近年はそれをネタにされることもある。さらにナギやマリアにも存在を忘れられて悲観の余り生霊となったり、タマにパスポートを焼かれたりとかなり悲惨な役回りとなっている。原作より出番の多いアニメでは変態度が強調され、その系統のキャラクターとして定着しつつある。アニメ第4期ではハヤテと交代制でムラサキノヤカタの執事を担当している様子が描写された。 ; 三千院 帝(さんぜんいん みかど) : 声 - 西村知道 : ナギの母方の祖父。妻と娘(紫子)は他界しており、現在の直接的な血縁は孫のナギだけであるが嫌われている。ナギには厳しいが、マリア・愛歌には弱い。 : かなりの慧眼でシリアスな雰囲気を携えている一方、声優のライブを鑑賞したり、月箱を購入しようとするなどオタク趣味を持つ描写もあり、人物像は一定しない。ハヤテ・愛歌に謎のペンダント、全部で9個ある秘宝「王玉」を与えた。自身も王玉のペンダントを持っている。幼い日のアテネが滞在した「王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)」にも関わりを持つらしく、アテネ・姫神と共犯だと述べている。幼い日にハヤテが出会ったサンタを思わせる描写がある。白皇学院の5人の理事の内の一人。 : 親戚中に「ナギに泣いて謝らせることができた者(継承候補者に限る)に三千院家の遺産を全て相続させる」と宣言したが、後にハヤテの希望により「まずはハヤテを亡き者にすること」に条件を変更した〔後にミコノス島にて、「ハヤテの持つ王玉を奪って24時間経過するかもしくはそれを破壊すること」に変更および正式決定された。〕。ハヤテの持つ王玉がナギによって破壊されたため、公約通りナギに三千院家の遺産の相続権の消失と三千院家の屋敷からの追放を言い渡したが、ハヤテの直談判でハヤテが王玉を手に入れれば相続候補の一人〔あくまで候補の一人で完全に相続権が与えられるわけではない。〕とし、屋敷にも返すことを約束した。 ; 三千院 紫子(さんぜんいん ゆかりこ) : 声 - 皆口裕子 : 帝の一人娘でナギの母。1968年〔12月23日生まれのAB型。享年28。身長152cm(生前)、体重40kg(生前)。バストはEカップ〔第24巻の巻末インタビューより。〕。 : ニックネームは「ゆっきゅん」。所謂天然で「一人では何も出来ず、しかしだからこそ誰からも愛される」ような好人物。栗色の髪をしている他は、ナギとよく似た、ナギが大人になったような容姿をしており、普段はチェックのストールを愛用。初穂やナギによれば、どこか「ハヤテと似ている」という。ナギを深く愛しており、ハヤテに夢の中で「ナギのことをよろしくお願いね」と頼んだ。伊澄の母親である初穂とワタルの母親である美琴からは姉のように慕われていた。昔かくれんぼをして遊んでいた際に、「伝説の秘宝」である「王玉」を見つけた。ラスベガス空港のスロットマシーンで大当たりするなど、幸運であったという。 : 体がとても弱かったらしく、入退院を繰り返していた。1997年3月13日(ナギが5歳の時)に他界〔作者によると病死ではない。〕。新婚旅行の思い出の地である下田にある小さなお墓で、ナギが物心つく前に亡くなった夫と共に眠っている。命日にはナギや縁のある人達が下田に集う。 : 幼少の頃はクラウスに惚れている様子があり、言葉の綾でムラサキノヤカタをクラウスに取られてからも、いつかムラサキノヤカタの地にタワーマンションを建ててそこに一緒に住むことを一匹の野良猫と約束した。 : 第12巻の巻末のおまけページに登場し、底抜けに明るい調子の天然ボケと毒舌で盛り上げ、第13巻と第16巻、第24巻、第28巻では巻末を担当した。 : また、「神様に選ばれたような人」とアテネに表現されており、「王族の庭城」に入った描写がある。 : 「王族の庭城」へ入る前、綾崎ハヤテの兄であるイクサに助けられたと思わせる一コマがある(第18巻第3話4頁)。時期、愛用しているチェックのストール、手の出し方、口調などから、三千院紫子と考えられる。 : ただし、18巻と25巻の回想シーンでは、インナーの色の違い(白⇒黒)がある。 : 元は作者の未発表作品に登場するヒロインの母親。 : アニメ第1期第24話にワタルの幼少時代エピソードで登場。EDのスタッフロールでは「ナギの母」だった。 : アニメ第3期では泥棒のシン・ハイエックと出会い執事にし結婚していたことが語られている。第7話冒頭コントでは自身を「ゆっきゅん」と名乗っていた。 :; タヌキ :: 声 - 日高里菜 :: アニメ第3作の最終夜にて初登場。ハヤテが永遠回路・黒椿の中で遭遇した狸のぬいぐるみの姿をした住人。ハヤテに対して「黒椿が不幸を招くのは、黒椿の中に閉じ込められた魂が嘆くから」、「誰かに自分の魂と引換えに幸運を分け与えたければ、女装して魂のステージで熱唱しなければならない」と説明した。 :: アニメ第4作・第11・12話では時計男と共にハヤテの夢の中に登場。ハヤテが真夜中12時までに誰かとキスをしなければ「黒椿の嘆き」によって「ナギとの永遠の別れが訪れる」と語った。その正体は黒椿の中に留まっていた三千院紫子の魂であり、ナギがハヤテや仲間達と共にある事を見届け、安堵しながら時計男(シン・ハイエック)と共に消滅した。 : ; 姫神 葵 : ハヤテの前のナギの執事。ナギと仲が良かったようだが、三千院家から出て行った。 : 必殺技「三千院奥義」の使い手。シスターが聞いた噂によると、王族の力を奪おうとして解任されたとのこと。また、「王族の庭城」にあった棺の中から幼少期の姫神が写った写真が出てきている。 : 咲夜からは「姫神にーやん」と呼ばれていた。 : 小説版第1弾の設定ではボイラー室の地下4,000メートルに原子炉を作っている。これは練馬全体の電力をまかなえるらしく、いくら制御棒を抜き差ししても壊れない。 : 作者は原作とアニメの姫神は姓は同じでも全くの別人であり、下の名前も違うとコメントしている。よってアニメでは登場していない。アニメの姫神に関しては下記を参照。 ; ナギのSPのみなさん : 声 - 大須賀純(第1期)、相馬幸人(第2期)、佐々木啓夫(第2期)、川上貴史(SP隊長 / SP001) : ナギの身辺警護に当たる黒服の大男たち。各人に数字のコードネームがついている。アニメ第34話によると2000人位いるとのことだが、ナギは全員の顔とコードネームを把握している。 : マリアの付き人のように行動することが多く、給与関係を握られているため主のナギを差し置いてマリアに従うこともある。心配性だが、実際には警護の仕事を全うできておらず、ナギをすぐ見失うなど間が抜けている。そのため最終的には執事のハヤテに頼る形になることが多いが、一方でアニメではハヤテのことを「お嬢さまの執事」と敬称を付けずに呼んでいた他、カバー裏漫画ではナギの命令でハヤテをボコボコにしている。 ; シン・ハイエック : 下記を参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハヤテのごとく!の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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