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鍼医
(n) acupuncturist ===========================
ハリイ(針藺)は、単子葉植物カヤツリグサ科ハリイ属に属する植物である。名前は針のようなイグサの意である。しかし、大きさもはるかに小さく、イグサにはさほど似ていない。 == 特徴 == 背丈は5-30cm程度で、株立ちになる。地下茎はごく短く、多数の花茎が束になって生じる。匍匐枝はない。花茎は長く伸びて細く、断面は丸い。葉は花茎の基部の鞘となり、葉身はほとんどない。穂は花茎の先端につく。 小穂は花茎の先端に付く。苞は発達しないので、完全に花茎の上に乗っているように見える。小穂は花茎の先端に1個だけ付くのが基本だが、小穂の下の方から枝を出してその先端に小穂を付けることもある。テンツキ属などに見られるような分枝の簡単なものだが、テンツキ類の場合、二次的に生じる枝先の小穂もほぼ同じ大きさなのに対して、ハリイの場合には、側方のそれはずっと小さいことが多い。また、花茎が倒れて土や水に付いた場合、芽を出すのが見られることがある。 小穂は楕円形か卵形で、鱗片が螺旋状に重なったものである。鱗片の間にある個々の花は、雌しべと3本の雄しべ、それに数本の針状の付属物がそれを取り囲むように配置する。針状の付属物は花被の退化したものと見られる。 果実は倒卵形でやや偏平。先端に雌しべが付いているが、花柱の基部が非常に幅広く厚くなり、三角形になって幅広く果実の上と接している。この部分は果実が成熟しても脱落することがなく、この属の1つの特徴となっている。 水田に多く、特に稲刈り後の水田でよく見かける水田雑草である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハリイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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