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ハリムコタン島 ( リダイレクト:春牟古丹島 ) : ウィキペディア日本語版
春牟古丹島[はりむこたんとう]

春牟古丹島(はりむこたんとう/はるむこたんとう)は千島列島の中部にある島。ロシア名はハリムコタン島 (о. Харимкотан)、英語表記はKharimkotan
島の名前の由来は、アイヌ語の「ハリム・コタン(オオウバユリ・村→オオウバユリの多い所)」や「ハル・オマ・コタン(オオウバユリの鱗茎・そこにある・村→オオウバユリがそこにある村)」から。
この島の別名は加林古丹(かりんこたん)とも言い、由来は「カ・リン・ム・コタン(上・波<泥流>・這う・村→村の上を波<泥流>が這うように流れ下った村)」である。
元禄御国絵図には本島が「はるたまこたん」と表記されているが、これは「はるおまこたん」の間違いである。
== 地理 ==
温禰古丹島(おんねこたんとう)の南西、捨子古丹島の北東の、中間やや前者寄りにある、長さ約 13 キロメートル、幅 8 キロメートルの北西方を頂点とした三角形の火山島である。
中央部には海抜 1,157 メートルの成層火山である春牟古丹岳(はりむこたんだけ、ロシア名:セヴェルギナ山 влк.Севергина)が聳えており、有史以来度々爆発、噴火している。噴火は18世紀から確認されており、最後に噴火したのは1933年である。この噴火では山頂が吹き飛ばされ、温禰古丹島幌筵島火山灰津波が押し寄せる程の規模であった。また、この噴火で2人の死亡が確認されている。
北西部は山岳が低くなっていて数個の沼があり、北隅にある小さな湾の奥は砂浜である。また湾口の東端は丸崎と呼ばれる海抜 150 メートルの高台となっている。この岬の端には平瀬と呼ばれており、養狐番舎が建てられていた。
島の丘陵部には花が咲いており、高山植物であるイワブクロは海岸から咲いている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kharimkotan 」があります。




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