|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ウコン(鬱金、欝金、宇金、郁金、玉金)は、ショウガ科ウコン属の多年草。学名 ''Curcuma longa'' syn. ''C. domestica'' ">syn. ''C. domestica'' 。英語名ターメリック (turmeric)。 インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されており、伝統医学のアーユルヴェーダやインド料理に使われ、また、根茎に含まれるクルクミンは黄色い染料の原料としても広く用いられてきた。 「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった。ただし日本のカレー粉に使われるのは、苦みが無くオレンジ色のいわゆる秋ウコン(ターメリック)のほうである。健康食品〔ただし、コンビニエンスストア等で広く販売されているハウス食品の二日酔い対策ドリンク「ウコンの力」は、もともとカレールウなどの商品で知られていた同社の応用開発であることから、秋ウコンが用いられている。春ウコンはミネラルや精油成分が秋ウコンより豊富だが、肝機能に作用するとされるクルクミンの含有は秋ウコンの方が高い。〕として普及している、苦く黄色の春ウコン(ワイルド・ターメリック)とは異なる。ゆえによく言われる「この苦く黄色いウコンはカレーに使われているんですよ」という説明は、誤りである。東南アジア諸国には、インドネシア原産でクルクミンの含有量が多く薬効が強い変種があり、現地名のクニッツや別名クスリウコンという呼び名で日本でも流通している。 ヒンディー語・ウルドゥー語・グジャラーティー語のハルディ (Haldi) でも知られる他に、沖縄方言のウッチン、インドネシア語・マレー語のクニッツ (kunyit)、ハワイ語のオレナ (Ōlena) などでも知られる。タイ語では、カミンチャン。 ==類似種と呼称== 次の「ウコン」は同属別種である。 *春ウコン: キョウオウ (''C. aromatica'')、生薬名:姜黄 キョウオウ 主用途:健康食品など *紫ウコン: ガジュツ (''C. zedoaria'')、生薬名:莪朮 ガジュツ 主用途:中医学漢方など これらと区別するために、本来のウコンは秋ウコンともいう。生薬名:鬱金 ウコン 主用途:食材 また、次のような呼称もある。 *白ウコン: ガジュツ、または、同科ショウガ属のハナショウガ (ランプヤン、''Zingiber zerumbet'') *夏ウコン: ガジュツ *赤ウコン: ウコン *黄ウコン: キョウオウ 中国では、日本でのウコンをキョウオウ、日本でのキョウオウをウコンといい、日本と逆になっている。つまり中医学漢方の生薬分類上、春ウコンと秋ウコンの根茎を姜黄(キョウオウ)、塊根を鬱金(ウコン)としているが、日本に漢方が書物により伝来し普及する過程で、これら情報が混乱し正しく伝わらなかったためである。故に中国から輸入のウコン類生薬は、中国の定義に基づいた名称のものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウコン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Turmeric 」があります。 スポンサード リンク
|