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ハルモニームジーク : ミニ英和和英辞書
ハルモニームジーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハルモニームジーク : ウィキペディア日本語版
ハルモニームジーク[ちょうおん]

ハルモニームジーク、あるいはハルモニー(, Harmonie)は、18世紀後半から19世紀前半にかけて流行した管楽合奏の形態。
"harmonie"という語は管楽器による合奏全般を指す言葉でもあり、フランス語軍楽隊を指す"harmonie militaire"、ドイツ語で木管五重奏を指す"Harmonie Quintett"などの用法がある。しかし現在この語が一般に使われる場合、1780年代からドイツ語圏を中心とした貴族階級に流行した管楽合奏、特に"full harmonie"、"octet harmonie"と呼ばれる場合もある、オーボエ2、クラリネット2、ホルン2、ファゴット2による八重奏を指す。
== 概要 ==
ハルモニーが用いられた主な機会は食事や催事の際の伴奏音楽としてであり、ソリストが招かれたときに共演する場合もあった。レパートリーの中心となったのは当時人気のあったオペラからの編曲で、が編曲したヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ群や、編曲のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『フィデリオ』、カール・マリア・フォン・ウェーバーの『魔弾の射手』などが知られている。ヨーゼフ2世の楽団で2番オーボエ奏者だったは40ものオペラをハルモニームジーク用に編曲した。また、交響曲もしばしば編曲されており、ベートーヴェンの存命中にウィーンで出版された交響曲第7番は作曲者自身の編曲とも言われている。オリジナル作品としてはモーツァルトのセレナーデ第11番、第12番や、ベートーヴェンの八重奏曲作品103、フランツ・クロンマーの13曲の「パルティータ」などがある。
編成の基本となったのは上記の八重奏編成であったがそれ以外の楽器が用いられることも多く、コントラファゴット(上記のクロンマー作品)、コントラバスセルパンなどの低音楽器をはじめ、フルートアントニオ・ロセッティが使用)やバセットホルン金管楽器打楽器が追加される場合もあった。フェリックス・メンデルスゾーンの『吹奏楽のための序曲』("Ouvertüre für Harmoniemusik")においては23管楽器に打楽器を加えた編成にまで拡大され、現代の吹奏楽に類似した形態をとっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハルモニームジーク」の詳細全文を読む




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