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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ハロゲンヒーターは、電気ストーブの一種。 ==解説== 電気をエネルギー源とする、安全簡便で即暖性が高い暖房器具の一つである。ハロゲンランプから発生される放射熱によって暖をとる。発熱体にランプを使用しているため、電源を入れて数秒で暖まるのも特長である。換気や給油など不要であるがランプが露出しており埃の蓄積が避けられず、埃に引火して発火したりランプが爆発する恐れがあるため清掃が必要である。器具が転倒した際に引火による火災を防ぐために、ほとんどの器具で器具が傾いたときには自動的に消灯する安全装置が装着されている。 ハロゲンヒーターは空気を直接暖めるわけではないので、部屋全体を暖めるのには不向きである。ハロゲンヒーターが向いていない場所の空間は暖まりにくく、基本的に個人に直接向けて使用する局所暖房と考えたほうが良い。部屋全体を暖めるのにはエアコン、石油ストーブやガス・石油ファンヒーターの方が適している。また石油暖房やガス暖房には劣るもののハロゲンヒーター以前に電気ストーブの主流であった石英管式ストーブの方が輻射熱を発するため、より低電力で広範囲を暖めることができる。またハロゲンランプの放射スペクトルは可視領域へかなり伸びているため、眩しく感じられることがある。 形状としては扇風機のようなパラボラタイプが多く、他にタワータイプ、長方形(横長、縦長)タイプなどがあり左右に首振り運転ができるものが多い。これらは扇風機の生産ラインを活用することにより開発製造費を抑える効果が高いためであり、安価な暖房器具として普及している。 2006年現在では、数秒で人体が温まるという特性はハロゲンヒーターだけのものではなく、他の多くの電気ヒーターにも備わっている。これらの電気式暖房は必要とするW(ワット)が多く必要であり、契約アンペアによって他の電気機器使用を含めた制約が発生しやすい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハロゲンヒーター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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