|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 綴 : [つづり] 【名詞】 1. (1) spelling 2. (2) orthography 3. (3) patching 4. binding ・ 綴字 : [ていじ] (n) spelling ・ 字 : [じ, あざな] 【名詞】 1. character 2. hand-writing ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) ・ 統一 : [とういつ] 1. (n,vs) unity 2. consolidation 3. uniformity 4. unification 5. compatible ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 一案 : [いちあん] 【名詞】 1. idea 2. plan ・ 案 : [あん] 1. (n,n-suf) plan 2. suffix meaning draft (draught)
朝鮮語綴字法統一案(ちょうせんごていじほうとういつあん、、発表当初の名称は)は、植民地時代の1933年に朝鮮語学会(現・ハングル学会)が定めた朝鮮語の正書法である。この正書法は現在の大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国における正書法の基礎になっている。ここでは朝鮮語綴字法統一案(初版)の主な特徴と、大韓民国(以下「韓国」)の現行の正書法であるハングル正書法(、以下「現行の正書法」)と異なる部分について主に記述し、必要に応じて改訂版についても言及する。 == 経緯 == 大韓帝国では1894年11月に勅令第1号公文式を公布し、公文書を国文(ハングル)で表すことを決めた後、1907年に学部に国語研究所を設置して朝鮮語の正書法の整備を進めた。1910年に朝鮮が日本に併合されるとこれらの事業は朝鮮総督府に引き継がれていった。朝鮮総督府では1912年に朝鮮語の正書法としては初の「普通学校用諺文綴字法」を制定し、1921年に「普通学校用諺文綴字法大要」を定め、1930年には、諺文綴字法を制定した。この正書法はそれまで行われてきた慣習的な表音主義的表記法を整理し、形態主義的表記法をかなり採り入れたものであった。 周時経学派は表音主義的表記法に対置する形態主義的表記法を主張していた。周時経学派は1921年に朝鮮語研究会を創設し、所属学者が朝鮮総督府の正書法整備事業にも深く関与していった。その結果、朝鮮総督府が1930年に制定した「諺文綴字法」は周時経学派の形態主義的表記法をかなり採り入れたものとなったが、これは表音主義的表記法との妥協の産物でもあったため、彼らの主張が徹底されたものではなかった。このような背景にあって、朝鮮語研究会は1930年12月の総会において、彼らの主張する徹底した形態主義的表記法を具現すべく、朝鮮語綴字法統一案の制定を決定した。朝鮮語研究会は1931年に朝鮮語学会に改称しつつ、そのかん100回以上に及ぶ討議を経て1933年10月29日(当時のハングルの日)に正式に公表した。朝鮮語綴字法統一案はその後、1940年、1946年、1948年、1958年に改訂版を出している(1958年版は用語修正版)。1980年改訂版は現行の正書法と同じ名称「ハングル正書法()」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝鮮語綴字法統一案」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|