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ハンニバリアヌス
フラウィウス・ハンニバリアヌス(Flavius Hannibalianus、? - 337年、在位:335年 - 337年)はローマ帝国の副帝である。 ハンニバリアヌスはコンスタンティウス1世の息子フラウィウス・ダルマティウスの息子であり、またハンニバリアヌスには父と同じ名の兄がいる。妻は従姉妹のコンスタンティア(コンスタンティヌス1世の娘で、ハンニバリアヌスの死後はガルス帝の妻となる)である〔ギボン, p. 99, 126〕。 ダルマティウス・ハンニバリアヌス兄弟はおじコンスタンティヌス1世によってケンソルに任じられ、後に彼らは2人して副帝に昇格し、うちハンニバリアヌスはノビリッシムスという称号を受けた〔ibid, p. 99, 110〕。それと同時にハンニバリアヌスには支配領土としてカエサレア市、ポントゥス、カッパドキア、小アルメニアが割り当てられた〔ibid, p. 113〕。しかし、コンスタンティヌスが死んだ337年、ハンニバリアヌスは兄および父フラウィウス・ダルマティウス、ユリウス・コンスタンティウス(ハンニバリアヌスのおじで、ガルスとユリアヌスの父)といった皇族やアブラウィウスなど宮廷の実力者たちと共に廷臣たちの陰謀で殺された〔ibid, p. 122-3〕。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハンニバリアヌス」の詳細全文を読む
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