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ハンブルク港(ドイツ語:Hamburger Hafen)とは、ハンブルクのエルベ川沿いの河口から約100kmに位置しているドイツ最大の港湾。大規模なコンテナターミナルを擁し欧州ではロッテルダム港に次ぐ第2の港湾である。2005年現在、海上コンテナ取扱量は世界第8位である。 == 歴史 == 北ヨーロッパ圏で交易が盛んになった1189年5月7日に開港した。フリードリヒ1世からエルベ川での関税を徴収する特権が与えられ、中世都市の自由貿易連合体であるハンザ同盟の最も重要な北海沿岸港として、穀物、織布、毛皮、ニシン、香料、木材、金属の積替地となり発展を遂げた。アメリカ大陸の発見とアジア航路が開通した16世紀中頃以降、欧州で最も重要な貿易港となった。 19世紀後半になると世界貿易の急速な拡大にともない外航船の航行が急増したため、倉庫の貯蔵能力と港湾機能の拡充のために1881年から1888年に倉庫街が建設され、その後の二、三十年の間に港がエルベ川の対岸に拡張された。これ以降、世界最大のコーヒー・ココア・香料・絨毯の取扱港となり、キール運河が1895年に完成すると、バルト海へ短時間で出られるようになり、港の魅力はますます高まった。 第二次世界大戦では、英米軍によるハンブルク空襲でハンブルク港は完全に破壊された。戦後、ハンブルクが英国占領地区、ブレーマーハーフェンが米国占領地区とされた。現在でもその名残として、それぞれアジア・アフリカ航路、北米・南米航路が集中している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハンブルク港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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