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ハートヤイ駅(ハートヤイえき、タイ語สถานีรถไฟชุมทางหาดใหญ่)は、タイ王国南部ソンクラー県ハートヤイ郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。ハジャイ駅と表記されることも多い。 == 概要 == 1914年、タイ国鉄南本線の一部区間ソンクラー - カンタン間の開通〔 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31〕によりハートヤイ地区を経由する鉄道が建設され、その後、南方への鉄道分岐点の整備・ハートヤイ市街地の建設に伴い、1924年に当駅が開業(建設の経緯についてはハートヤイ郡及び謝枢泗を参照)。 南本線は当駅で、半島東海岸沿いにヤラー県、ナラティワート県を貫いてス・ンガイ・コーロックへ向かう本線と、マレー半島西岸側へ通じ、パダン・ブサールでマレー鉄道ケダ線に接続する支線(ハートヤイ=パダンブサール線)が分岐する。タイ~マレーシア間の国境を跨いで運行される3つの国際列車、すなわちバンコクとマレーシアペナン州にあるバターワース駅を結ぶ寝台特急第35,36列車(タイ国鉄による運行)、KLセントラル駅と当駅を結ぶ寝台特急第953,954列車(ランカウィ急行;マレー鉄道による運行)、およびイースタン・オリエント・エクスプレスはこの支線を経由する。かつてはソンクラーへの支線も当駅から分岐していたが、同支線は自動車との競合による利用客の激減のため1979年に廃止となった〔 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.299〕。 バンコク方面への長距離直通列車やマレー鉄道への直通列車(上述)の他、南部地域各線のローカル普通列車も運行されており、1日28本の列車が発着する。長距離列車はこの駅で編成の分割・併合を行うものも多い。当駅は南本線南部の運行拠点として機能しており、駅構内に隣接して大規模な機関区・客車区が設けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハートヤイ駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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