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新ソード・ワールドRPGリプレイ(しんソード・ワールドアールピージーリプレイ)は、2001年から2004年まで富士見書房から単行本刊行されたソード・ワールドRPGのリプレイ作品、及びそれを原作とする小説とドラマCD。 リプレイは全10巻28話〔話数には第0話を含む。また、第26話が「表」編と「裏」編の実質的に2話に分かれるほか、話数に数えないが、第26話のイントロダクション的な25.5話がある。〕のほか、雑誌掲載のみで単行本未収録のもの、ガイドブック所収のもの、ドラマCDの付録所収のものが各1話ある。 へっぽこーず編、とも称される。小説シリーズからはへっぽこの名がタイトルに冠されるようになった。 ゲームマスター (GM) および執筆は秋田みやび。監修は清松みゆき。イラストレーターは浜田よしかづ。 プレイヤーキャラクター (PC) はイリーナ・フォウリー、ヒースクリフ・セイバーヘーゲン、ノリス・ウェストイック、ガルガド、マウナ・ガジュマの5人。のちノリスとガルガドは抜け、エキュー、バスの2人が新メンバーとして加入した。また、終盤でノンプレイヤーキャラクター(NPC)のうち6人(うち2人は1組として1人のプレイヤーが担当した)が臨時のPCとして用いられている。 == 舞台 == 前回の『アンマント財宝編』から数年ぶりに開始されたリプレイであり、この作品からタイトルに「新」と冠された。これまでの経験豊富なGMから経験の浅い秋田を起用することで、初心者に敬遠されがちなGMのハードルを低くしようとする狙いがあったものと秋田自身は考えていた。なお本作は秋田の商業作品デビュー作である〔リプレイの執筆経験としては、グループSNE公式サイトに掲載されている『ガープス・バニーズ&バロウズ』が先行するが、秋田はプレイヤーの1人としての参加で、GMは友野詳が努めている。〕。監修として清松みゆきが全体の構成やルール面のチェックなどを行っているところも特徴。 主な舞台はソード・ワールドの主舞台の一つであるオーファンを中心とした中原諸国。当初はもっぱらオーファン国内、のちにラムリアース王国やファンドリア王国との国境地帯も舞台となった。それまでのシナリオ集や小説でしばしば取り上げられた地域を舞台としているため、読み物としての性格が強く、歴代リプレイが共通して持っていたワールドガイドとしての追加設定は、オーファンの軍制、後のシリーズにも流用された破門魔術師アルミン〔主人公の1人ヒースを悪質にしたと評される。その後短編小説にて過去の悪行が描かれ、清松みゆきの「猫の街の冒険」シリーズが開始されると読者の疑問を解消する形で再登場を果たした。〕の登場程度にとどまっている。 一部シナリオでは、同じオーファンを舞台とする『魔法戦士リウイ』とのコラボレーションがみられ、これから年代が確定している〔第0話から第2話が新王国暦520年初夏。第13話の序盤でヒースが18歳の誕生日を迎える(同年10月11日)。第24話で新王国暦521年の春になる。『リウイ』の登場人物がノンプレイヤー・キャラクターとしてシナリオ進行を助けたことや、『リウイ』の登場人物の動向を読んで、プレイヤーの行動決定の指針とするシーンもある。〕。ただし、オーファン王家のお家騒動が描かれた『剣の国の魔法戦士』の時期は、へっぽこーずはファンを離れており全く関わらなかった。リプレイ9巻で起こったある事件では、イリーナが死亡してしまいリウイシリーズにも影響を及ぼしかねない危機が発生したが、一応事なきを得ている。 これまでのリプレイと違い、雑誌連載は後期の一時期を除いて行われず、ほぼ単行本のみでの展開となった。しかしながら過去のシリーズと比べても高い人気を得ており、単行本全10巻と派生商品として小説に加え、コミック、ドラマCD、さらにはガイドブック(解説書)まで発売された。 なお、リプレイ各話のタイトルは全て何らかの作品のタイトルのパロディとなっている(下記の「振り向けばコボルドがいる」の場合は「振り返れば奴がいる」のパロディ)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新ソード・ワールドRPGリプレイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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