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ハーボーン駅(ハーボーンえき、)は、かつてイングランドにあった鉄道駅で、ハーボーン鉄道によって建設され、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道 (London and North Western Railway, LNWR) によって1874年から運用されていた。旅客用施設のほかに、貨物用の建屋と側線があった。 この駅はハーボーン鉄道の終点であり、利用圏はバーミンガムのハーボーン地域で、駅はステーション・ロード (Station Road) から少し入ったところに位置していた。この路線は20年にわたって管財人の管理下にあったが、その間、平日に運行される便数は6本から増やされ、1897年には20本になり、1910年には29本になった。 この路線はもともと単線で、ホーボーン駅には交換線があり、その終端には転車台が設けられていた。開業当初はプラットホームは1面1線のみであったが、1901年に交換線側にもプラットホームが設けられた。しかし、このプラットホームは、バーミンガム・コーポレーション・トラムウェイズ (Birmingham Corporation Tramways) による路面電車路線の導入以降はほとんど利用されなくなり、1911年には貨物の建屋に置き換えられた〔Preston Hendry, R., Powell Hendry, R., (1982) ''An historical survey of selected LMS stations : layouts and illustrations. Vol. 2'' Oxford Publishing〕。プラットホームには連絡橋もあったが、これは住宅地に直接繋がっていた。 1923年、ハーボーン鉄道は、1921年鉄道法 (Railways Act 1921) に基づく鉄道会社のグループ化によって、ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道 (LMS) の一部となった。 この駅は、1934年に廃止されたが、貨物の取り扱いは1963年まで続いた。 この路線は1963年11月4日をもって完全に廃止されたが、これを記念して(廃止直前の11月2日に)スチーブンソン蒸気機関車協会 (Stephenson Locomotive Society, SLS) が仕立てた最後の列車が運行された。 今日では跡地にも駅があった痕跡はまったく残っていない。駅の敷地跡には、住宅や業務施設などが建てられている。 == 隣の駅 == ; ハーボーン鉄道(廃線) : ハーボーン駅(終点)- ハグリー・ロード駅 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハーボーン駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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