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バイアクヘーはクトゥルフ神話に登場する架空の生物で、ハスターの眷属の1種。初出作品はオーガスト・ダーレスの“アンドルー・フェランの手記”。 体長2・3メートルの巨大な化け物で真空でも普通に生きていられる程生命力が強い。一見蟻の様に見えるが触角は短く、人間の様な皮膚と目、爬虫類の様な耳と口、肩と尻の付根辺りにそれぞれ鋭い鉤爪が付いた手足左右2本1対ずつを持つ。更に尻に「フーン」と言う磁気を操る器官を持ちこれを使って飛行が可能、地球の大気圏内では時速70キロメートル程度だが空気の圧力が下がればもっと早く飛ぶ事ができ宇宙では光速の10分の1程度の速度が出せる。しかも「カイム」と言う空間を作りその中で光速の400倍程度の速度で飛ぶ事もできるがこれをやると凄まじい空腹に襲われる。背中の蝙蝠の様な、毛が生えた翼は方向転換にのみ使われる。知能が高く独自の言語を用いるが人語も理解でき、1つ以上の地球の言語を話せる者も居る為人に懐く事も。円卓の騎士ダゴニットはフランスを訪れた際バイアクヘーに乗る空の騎士トリスタンと出会い、そこで与えられたバイアクヘーを“翼ある貴婦人”と名付けて可愛いがった所信頼で結ばれた〔パトリック・トーマス『Surery You Joust』(「CTHULHU UNBOUND VOL.2」ISBN-10: 1934861146収録)〕。魂を預る事も可能でこれにより普通の地球人を大気圏外へも連れて行ける。 容易に呼び出す事が可能で、黄金の蜂蜜酒と秘薬を口にし魔法の石の笛を奏で「イア!イア!ハスター!ハスター・クフアヤク・ブルグトム・ブグトラグルン・ブルグトム!アイ!アイ!ハスター!」とハスターを讃える呪文を唱えれば良い。呼び出した場合預れる魂は呼び出した者のみ。 バイアクヘーが魂を預っている間肉体は無名都市に保管されるらしい。 == 出典・脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バイアクヘー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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