|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 歩 : [ほ, ふ] 【名詞】 1. a step 2. a stride 3. counter for steps ・ 歩兵 : [ほへい] 【名詞】 1. infantry 2. infantryman 3. foot soldier ・ 兵 : [へい] 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight ・ 戦闘 : [せんとう] 1. (n,vs) battle 2. fight 3. combat ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
バイオニクス歩兵戦闘車(Bionix IFV)は、シンガポールで開発された初の歩兵戦闘車。武装の違いにより、バイオニクス 25とバイオニクス 40/50の2種類が存在する。 == 概要 == 1991年にシンガポール・テクノロジーズ・キネティック社が、シンガポール陸軍からの要求に基づいて開発を開始。試作車両は1995年-1996年頃に完成したといわれ、1997年から量産を開始し、シンガポール陸軍へ派生型も含め500輌が納入された。 バイオニクスは、車体と砲塔が圧延防弾鋼板の溶接構造で、車体は低平な箱型をした、歩兵戦闘車としては一般的なデザインとなっている。防御力も歩兵戦闘車としては標準的なレベルであるが、必要に応じて増加装甲板をボルト止めでき、さらにドイツのIBD社製爆発反応装甲を装着することもできる。 車内配置も標準的なもので、車体前部右側に操縦室、前部左側に機関室が配置され、車体中央部が全周旋回式砲塔を搭載した戦闘室、後部が兵員室となっている。エンジンは、アメリカのデトロイトディーゼル社製の6V-92TA液冷V型6気筒ターボチャージド・ディーゼルエンジンを搭載、変速機にはジェネラル・ダイナミックス・ディフェンス・システムズ社製HMPT-500-3EC自動変速機を装備し、路上最高速度は70km/hで、10秒で32km/hまで加速できるため、機動性は他国の歩兵戦闘車と遜色ない性能になっている。これらの動力装置は、アメリカのユナイテッド・ディフェンス社が開発したM8 AGS軽戦車と同様のものである。また、歩兵戦闘車としては珍しく、油気圧式サスペンションを採用している。 バイオニクスの武装は、バイオニクス 25とバイオニクス 40/50とで異なっており、バイオニクス 25は左側に車長、右側に砲手が位置する大型の2名用砲塔にマクドネル・ダグラス(現ボーイング)社製25mm機関砲M242と、同軸および対空用に7.62mm機関銃M240、砲塔両側面にSDS-93 76mmスモークディスチャージャーを装備する。バイオニクス 40/50では1名用砲塔に40mm自動擲弾銃と同軸の12.7mm重機関銃M2を装備する。なお、車体後部の兵員室にはバイオニクス 25で完全武装の兵士7名、バイオニクス 40/50で完全武装の兵士9名が搭乗でき、兵員室の上部左右には7.62mm機関銃を装備できるピストルマウントが備えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バイオニクス歩兵戦闘車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|