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バイキングエンジンはフランスのSEDP(現スネクマ)が当初、ヨーロッパⅢロケットの1段目に開発したロケットエンジンである。後にヨーロッパロケットの計画終了後、改良されアリアン1の1段目と真空中で作動するように改良され2段目に使用された。その後アリアン2,3,4にも使用された。更にインドでヴィカースとしてライセンス生産されPSLVとGSLVとGSLV-IIIロケットに使用される。 ==概要== 1973年当時に開発された初期の形式の推力は約 390 kNだった。アリアン Ariane 4 の第1段で使用された形式は4基が束ねられて使用され、それぞれの推力は 667 kN だった。アリアンの第2段には1基のバイキングが使用された。1000基以上が生産され計画の初期の段階で高い信頼性に到達した。 バイキングエンジンは2004年2月15日のフライト157まで使用された。25年間に亘って成功を収めた。この打ち上げはアリアン4の(最後となる)74回目の連続打ち上げ成功で9年間、連続で打ち上げに成功した。この比類なき成功はバイキングエンジンの高い信頼性の賜物である。 アリアン1からアリアン4まで144機で計958基のバイキングエンジンが使用されそのうち2基のみが打ち上げ失敗の原因となった。最初の失敗は燃焼室に亀裂が入ったことによる物で2回目の失敗はパイプに布を置き去りにしたという人為的なものである。当初は全てのエンジンは発射台に取り付ける前に事前に試験を行った。信頼性が高いため1998年からは事前に試験をせずに使用する事になった。いくつかのエンジンは無作為に組み立てられそのつど試験された。これは稀な事例である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バイキングエンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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