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バインミー(ベトナム語: bánh mì, bánh mỳ)は、ベトナムのサンドイッチである。 長さ20センチメートルほどの柔らかいフランスパン(バゲット)に切り込みを入れ、バター、パテを塗り、野菜、ハーブ類、肉などをはさみ、ヌックマム(魚醤)を振り掛ける。携帯性のよさから屋台だけでなく、バスターミナルなどでは駅弁がわりとして新聞紙に包んでも売られる庶民のファーストフード。同じくフランスの植民地支配を受けたカンボジア、ラオスでも一般化している。 == 名称 == ベトナム語での一般的な名称は、bánh mì thịt(バイン・ミー・ティット:"thịt"は「肉」の意味)や bánh mì pa tê(バイン・ミー・パーテー:"pa tê"はパテの意) だが、省略して単に「バインミー」と呼ぶことが多い。ベトナム語でバインミーはパンの総称であるが、様々な種類のパンを楽しむ文化がいまだ途上のため、パンといえばフランスパンを指す風潮が根強い(厳密に「フランスパン」と言いたい場合は bánh mì Pháp や bánh mì baguette と言う)。 ラオス語では「カオ・チー・パーテー」、カンボジアのクメール語では「ノムパン・パッテェイ」といい、共に「パテのパン」を意味する。 ベトナムでは、鶏肉が入ったものであれば、bánh mì gà、目玉焼きを挟めば bánh mì ốp la となるなど名前がさまざまに変わる。若者や観光客向けの清潔な店では bánh mì SaiGon(サイゴン風バインミー)など、抽象的な商品名であることも多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バインミー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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